2021年12月01日07:30「会社の存在意義(パーパス)」と「働きがい」について思うこと
皆さん、こんにちは。
先日(11月29日付け)の日経新聞の一面、トップ記事の見出しをご覧になりましたか?
「御社の存在意義 何ですか」というゴシック体の大きな文字が衝撃的でした。
なぜ(何のために)会社が存在するのか、英語では、「パーパス(purpose)」と呼ばれるものですが、
皆さんは、自分の会社の存在意義が言えますか? あるいは、会社は皆さんにちゃんと伝えていますか? さらに、皆さんはその存在意義に共感していますか?
記事の中では、自社の存在意義がちゃんと言え、かつそれに共感している人が多い企業ほど、市場評価も高いという関連性が述べられていました。また、単に利潤追求のみを掲げる企業は、社会とくに若者からNOを突き付けられる時代に転換してきていると指摘されていました。
これまで、「働きがいのある会社」について、仕事のやりがい = 自己評価 × 外部評価、
そして、外部評価すなわち会社や組織からの評価 = 「昇進・昇格・昇給」×「経営理念の共有」×「感謝の見える化」だとお伝えしてきましたが、「会社の存在意義への共感」は、「経営理念の共有」をもう少し発展的に表現したものだとも言えます。
これからの時代の「働きがいのある会社」は、給与水準だけではなく、「社会での存在意義が明確であり自分もそれに共感できる」ということが求められるのだと思います。
さらには、自己評価の部分にも、自分の好きなこと・得意なことで能力が発揮できるだけでなく、「自分自身の社会での存在意義が感じられる」という要素が加わってくるとも考えられます。
ソニーグループ:クリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動で満たす
花王:豊かな共生世界の実現
三菱UFJグループ:世界が進むチカラになる
英ユニリーバ:サスティナビリティを暮らしの”あたりまえ”に
といった大企業の例が示されています。
あなたの会社の存在意義も、ぜひ明文化してみませんか。そして、社員の共感を呼び、働きがいのある会社を目指しましょう。
当記事にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
本記事は、関西e中小企業ラボFBページにも、掲載しています。
コロナ禍で多くの企業経営者が苦しい状況の中で新たな光を探し求めておられる今こそ、「いい人材を採用し、育てて、働きがいのある会社として成長したい」と考えておられる経営者の皆さまに少しでもお役に立つ情報をお伝えしたいと思っています。
先日(11月29日付け)の日経新聞の一面、トップ記事の見出しをご覧になりましたか?
「御社の存在意義 何ですか」というゴシック体の大きな文字が衝撃的でした。
なぜ(何のために)会社が存在するのか、英語では、「パーパス(purpose)」と呼ばれるものですが、
皆さんは、自分の会社の存在意義が言えますか? あるいは、会社は皆さんにちゃんと伝えていますか? さらに、皆さんはその存在意義に共感していますか?
記事の中では、自社の存在意義がちゃんと言え、かつそれに共感している人が多い企業ほど、市場評価も高いという関連性が述べられていました。また、単に利潤追求のみを掲げる企業は、社会とくに若者からNOを突き付けられる時代に転換してきていると指摘されていました。
これまで、「働きがいのある会社」について、仕事のやりがい = 自己評価 × 外部評価、
そして、外部評価すなわち会社や組織からの評価 = 「昇進・昇格・昇給」×「経営理念の共有」×「感謝の見える化」だとお伝えしてきましたが、「会社の存在意義への共感」は、「経営理念の共有」をもう少し発展的に表現したものだとも言えます。
これからの時代の「働きがいのある会社」は、給与水準だけではなく、「社会での存在意義が明確であり自分もそれに共感できる」ということが求められるのだと思います。
さらには、自己評価の部分にも、自分の好きなこと・得意なことで能力が発揮できるだけでなく、「自分自身の社会での存在意義が感じられる」という要素が加わってくるとも考えられます。
ソニーグループ:クリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動で満たす
花王:豊かな共生世界の実現
三菱UFJグループ:世界が進むチカラになる
英ユニリーバ:サスティナビリティを暮らしの”あたりまえ”に
といった大企業の例が示されています。
あなたの会社の存在意義も、ぜひ明文化してみませんか。そして、社員の共感を呼び、働きがいのある会社を目指しましょう。
当記事にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
本記事は、関西e中小企業ラボFBページにも、掲載しています。
コロナ禍で多くの企業経営者が苦しい状況の中で新たな光を探し求めておられる今こそ、「いい人材を採用し、育てて、働きがいのある会社として成長したい」と考えておられる経営者の皆さまに少しでもお役に立つ情報をお伝えしたいと思っています。