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オフィスKITS 代表 北口祐規子(中小企業診断士・ITコーディネータ)です。

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2011年07月31日02:05女性アスリートを見る男性の目
なでしこJAPAN1スポーツ観戦が好きな私、なでしこJAPANの活躍は、睡眠不足になりながら、とても嬉しいできごとでした。
で、ほんとうは、「なでしこJAPAN優勝おめでとう!」って、単純に書きたかったのですが、あることにひっかかってちょっと考えていました。

そこにちょうど、昨日の朝のTV番組で、人気司会者のS.S氏が、「(女性のボクシング選手に対して)そら〜女性同士の対戦やったら(男は)可愛い方を応援するに決まってる」と、言い放つのを見て、やっぱり書かねばという気持ちになった次第です。

何を書きたいかって、「女性アスリートを見る男性の目」です。
そして、世論に影響力を持つはずのマスコミのだらしない報道です。

少し以前には、バドミントンのオグシオ、そしてビーチバレーのA選手がそうでした。いわゆる(男性の目から見て)ビジュアル的に女性らしい選手、あるいは男性好みと思われる選手に、実力以上にあまりにも報道が偏りすぎている。しかも、プレーそのものよりも、外見や「女性」の部分ばかり報道したがる。恐らく、多くの読者、視聴者は、それを求めていると言わんばかりです。そして、そんな男性が(少なからず)いることも事実です。

ワールドカップなでしこジャパンが優勝した瞬間のあの感動を伝えることこそが、マスコミの使命なのに(実況中継は確かにそうでした)、帰国後の多くの番組の扱いは、アスリート(=男っぽい部分)としてより、プライベートの(男性から見た)女性の部分に焦点を当て過ぎているように感じます。また、活躍度合いより、テレビで見栄えの良さそうな選手の出番が多くなっているようにも感じます。

こんなの恥ずかしく思いませんか?!
そんな状況を、多くの女性はどう感じ、ましてスポーツ好き少女たち、未来のアスリートを目指す女の子たちは、どんな風に見て、何を感じているでしょう?

なでしこJAPAN2なでしこジャパンが、優勝する少し前に、わが夫はこんな風に言ってました。
「なでしこジャパンって、美人と言える人はあんまりいないけど、何か心打たれるよな。応援したくなる何かを持っているよな。」
前半のセリフはちょっと罰金ものですが、それよりも、「そう世間の注目を浴びているわけでもないけど、ひとつの物事にひたむきに打ち込む姿は、人の心を打つ」と、恐らくそんなことを言いたかったのだと思います。
(美人じゃない妻と結婚して30年を超えるのですから、実感コモってます。)


男性諸氏!
もうそろそろ、女性を男性の鑑賞用として、あるいは性の部分ばかりを強調して見ることから卒業しませんか?
アスリートとしての(人間としての)真の体力、技術力、精神力、チームワークを尊敬しクローズアップして、自分たちも見習いませんか?

女性たちも、もっともっと自分に自信をもって、体力、精神力、技術力を磨きませんか?

日本の将来の女性アスリートは、そうして皆で育み支えませんか!

(※写真は、インターネット上で提供されているものを使用しています)

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