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オフィスKITS 代表 北口祐規子(中小企業診断士・ITコーディネータ)です。

皆さんのお便りお待ちしています。

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2011年01月

2011年01月26日00:33中小企業診断士資格の更新研修を実践した素晴らしき経営者
昨年の8月から10月にかけて、中小企業診断士の資格維持・更新のための理論研修を、診断協会大阪支部でのべ3回担当させていただきました。
大阪支部では、毎回120〜130名の診断士が参加されます。中には当然、私よりも先輩に当たる方、大学教授、行政機関の方など、多彩な方々がおられ、壇上の講師としては、たいへん気を遣う研修です。

昨年担当したテーマは「中小企業の経営革新」。診断士として中小企業の経営革新をいかに支援するか、気づきから、テーマの設定、事業計画策定、承認後の実践のフォローまでの各ステップについて、事例を挙げてご説明しました。

また、受講者は、独立コンサルタントだけでなく、むしろ企業に勤務する診断士が多く、中には、企業経営者もおられることも考慮しながら、それぞれの立場で、自分のこととして、考えていただけるようにも工夫したつもりです。

そんな中で、あるベンチャー企業の経営者である、ひとりの診断士の方が、研修後に「今日の研修を機会に自社の経営革新計画を実際に申請します!」と言ってくださいました。

実現すれば、研修担当講師として、これほど嬉しいことはありません。

そして、あれから約3ヶ月。今日、社長から「経営革新計画が審査会で無事承認されました」との連絡をいただきました。

この素早い意思決定と行動力!
さすがベンチャー企業経営者と、改めて私の方が感動しました。

「これからは当社のことも事例に使ってください」とのこと。
さっそくご紹介させていただきます。
営業創造株式会社(http://www.e-bcc.co.jp/)伊藤社長さんです。
これからも、益々の発展を期待したい方です。


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2011年01月24日00:18ソーシャル・ネットワーク
同名の映画は、まだ見ていませんが・・・
知り合いに熱心な方がいることと、最近回りでも少しずつ流行って(?)きたこともあり、facebookにもアカウント登録してみた。

これで、mixi、Twitterに続き、3つ目のソーシャル・ネットワークだ。

それ以外に自分のHPとピザの会のHP、ブログも2つある。
自動的に連動している(させている)ものもあれば、コピペに近いものもあるが・・・

ソーシャル・ネットワークは、使い方次第で、とても便利で楽しいし、なるほどと思う活用法も少なくないが、仕事が立て込むと、発信はおろか友人の発言のチェックすら面倒だし、何より時間を食うので放置される。あるいは、仕事に行き詰まると逆に息抜きとしてそちらに逃げていたりする。

そもそも電子メールが日常のコミュニケーション手段になってたかだか15年。当時、子育てと仕事の両立の最中だった私には、時間と場所を問わない便利さと、メールチェックという日課が増えたことの負担感が、天秤状態だったことを思い出す。

現状を振り返ってみると、やはり、これらのネットワークをチェックしたり発信したりする時間が増えた分、確実に減っている時間があるはずだ。恐らくそれはリアルな生活の時間、仕事や家事に集中する時間だったり、子ども達と遊ぶ時間だったり、あるいは、物思う時間や恋する時間だったりするのかも知れない。

もちろん、リアルな生活も充実し(リア充?)ネットでの発信や活用も上手だな〜という方も周囲にはいるが、私は、ネットを利用するようになって、家事の手抜きが進み、新聞・読書の時間が減ったと自覚している。運動量も減ったかも知れない。

メールが一般的通信手段になったとは言え、FAXや電話受注が主流の商売はまだまだ健在だし、メールアドレスを持っていることと常時メールをチェックしていることは別なので、仕事の場でも、時に相手との連絡手段は複数となり、余分な手間がかかることもある。(メールで資料送りました、なんて電話してたりする)

これと同様に、ツイッターでつぶやくことが電話連絡の代わりにはならないし、発信手段が増えた分、使い分けには手間がかかる。

とはいえ、ソーシャル・ネットワークの威力は絶大だ。私の周囲には、チャレンジ派と敬遠派が入り交じっているが、チャレンジ派同士のコニュニティが広がったり、情報量が多くなることは確実だ。既成メディアではとても敵わないことが、いとも簡単にできる。敬遠派には、想像がつかない世界だ。

仕事がら、敬遠派ではおれない私には、しばらく(いやこれからもずっと?)関わり方を考えながら、つきあっていくことになるだろう。

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2011年01月22日01:37表彰式
21日(金)「大阪ものづくり優良企業賞2010」の受賞企業と、「大阪府商工関係者表彰」の受賞者の表彰式に出席した。

TS3P0077企業表彰は、審査員のひとりとして毎年列席しているが、今年は、商工関係者表彰で、自分自身が団体役員の部で受賞させていただくことになった。振り返れば中小企業診断士の登録をしてから20年、そのうちのべ12年間も大阪支部の理事として過ごしてきたことになる。

最初は、診断士になって5年目、実習指導でお世話になった方から、「女性の理事が必要だ」と請われ「ならば」と引き受けた。父親ほど年齢の離れたベテラン理事の方々に交じっていろいろ勉強・体験をさせていただいた。8年間続けて退任した。後輩の女性に理事を引き継いで、自分は卒業したつもりだった。(あえて客観視すると、女性理事の役割にグラス・シーリングが存在することを直感していた。)しかし、4年後、幹部役員が変わって、再び理事に就くことになった。いわゆる出戻りだ。今度は、自分が執行部の一員として、他の役員の方々と新たな組織のあり方を考え、活性化の方策を練る立場になった。(シーリングにひとつの風穴が開いたかも知れない。)

いただいた賞状には、「多年役員として業界の振興と本府産業の発展に尽力され・・・」と記述されている。これを見ると、むしろ、「これからもっとこの言葉に恥じないよう、頑張ってくださいよ」と言われているような気がする。責任を痛感し、心を引き締める一日となった。


TS3P0079一方、ものづくり企業表彰では、新たに65社が表彰された。(http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=5165)
最優秀賞が3社も出たのだが、審査員泣かせの優秀な企業が多かった故だ。表彰の基準としては、「ものづくり技術」「Q(品質)C(コスト)D(納期)」だけでなく、財務体質の健全性や、人材育成、地域貢献、環境対応など、幅広い分野で「優良」であることが求められる。

産業界の縁の下の力持ち的な業界が、実は結構不況に強かったり、応募の目的が、いい人材の確保のためだったり(参考:ものづくり中小企業の悩み(http://kits.livedoor.biz/archives/51755648.html))、審査員として、経営者のヒアリングやプレゼンを通じて、勉強させていだくことも多く、いつも楽しみにしている賞である。

恐らく、近日中には各社の自社サイトでも受賞の新着記事が次々掲載されることだろう。表彰に恥じないよう、今後も一層躍進されることを祈りたい。

賞状を持ち帰ったあとは、いつもどおりの業務が待っていたが、一日をいつもより少しだけ晴れがましい気持ちで過ごすことができた。いただいたこの気持ちを大切に、これからも精進したい。

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2011年01月02日20:14年賀状に見る人生模様
明けましておめでとうございます。皆さん、どんなお正月を迎えられたのでしょうか?

さて、今年も公私両面に渡って年賀状をたくさんいただいきました。ようやく住所録の整理・更新を終え、お返事を出す方への準備をしているところです。

いただいた年賀状から、自分が普段お世話になっている方や友人たちの様々な人生模様が伺え、整理の手を止めてその主への思いを馳せることもしばしばありました。

一番多かったのは、「孫が生まれました」という報告です。続いて、「娘・息子が結婚して独立し家を出ました」「子育てが終わり夫婦ふたりきりの生活になってしまいました」。約30年近く前に結婚ラッシュだった同級生や会社の同期たちの近況です。なかには、「息子が(残念ながら)プロ野球選手を引退して新たな道に進みます」という報告もありました。(我が家は、孫はおろか結婚の気配もありませんが・・)

次に多いのが、海外や山登りの写真入りのもの。「マチュピチュ」「シカゴ」「ニューヨーク」「南アフリカ喜望峰」「グランドキャニオン」「カナディアンロッキー」「スイス」「フィンランド」「スペイン」「富士山(複数)」「西穂高岳」・・・世界中の美しい風景を見せてもらえるのはとてもありがたく、また、ほとんどは熟年カップルの微笑ましい写真です。(うちは、昨年は私が診断協会の研修旅行でオーストラリアに行っただけだったなぁ〜)

ちょっと心配なものもありました。「骨折して生まれて初めて入院しました」「頭を開いて手術しました」(大丈夫かな?)

一方で、もっと先輩の方からは、定年退職後の第二の人生で社会貢献をされている様子、あるいは、長年連れ添った奥様に感謝しながら介護をされている方、相変わらずの鋭い観察眼で世相に対する意見を述べておられる方など、勉強になる深い味わいの報告をいただきました。

仕事モードでの年賀状では、今年は事務所を移転した、特に「(念願の)都会(大阪市内中心部)に進出しました」、あるいは、「パートナーを得て自社のサービスを充実しました」、という報告をたくさんいただき、皆んな目標に向かって頑張ってるな〜と、たいへん刺激を受けてました。「今年は上海常駐になりそうです」というものもありました。

ピザの会などでご支援している創業者の方や、これまで関わりのあった創業者の方からも、「無事○期目を向かえました」「2店舗目を出しました」「新たなサービスを開始しました」など、嬉しい報告がたくさんありました。あるいは「ようやく一級建築士合格しました」「診断士登録しました」という資格取得のお知らせもいただきました。

診断士といえば、以前実習を担当した方からの「企業内診断士は資格維持が厳しいです」というものもありました。(協会に報告しなくちゃ)

社内である資格を習得した21名全員の顔写真をぐるりと掲載した年賀状もいただきました。

最後に、今年の特徴として、長らくご無沙汰している友人・知人から、「HP見てます」「ブログ読んでます」「TV拝見しました」という、気恥ずかしいコメントを頂戴したことです。年賀状では、年に一度互いの無事を確かめ合うだけですが、HPやブログでの発信を続けることは、生きている証しでもあるんだな〜と感謝したことでした。

そんなこんなで、今年も私なりに、情報発信をして行きたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

(勝手に引用させていただいた方、どうぞお許しを^ー^;)

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