2010年06月
2010年06月25日17:12もしドラプロジェクトのその後
4月ににスタートした、とある企業のもしドラプロジェクトの中間発表が先日あった。
中小企業の中でも中堅規模で人材も揃っていて、ここまでのプロジェクトの進行やグループごとの課題のまとめ方は、さすがと感じることが多かったが、何か物足りなさを感じていた。
取組みや発想が教科書的というか、優等生的というか・・
新たなビジネスモデルを模索しようというのに、自分のできる範囲で適当にうまくまとめてしまって社長からもダメ出しをされる始末だった。
そこで、グループでまとめるのを止めて、各自の自由な発想での個別発表に作戦を変更した。すると、営業や商品企画といった部署ではなく、毎日ひたすらお客さまからの受注や見積り・問合せ対応をこなしている業務の担当者から、驚くほど説得力のある提案が出た。(この方、社内では「マツジュン」と呼ばれているらしい。)このマツジュンに個別ヒアリングを行った女子マネージャーからも、事実の客観的な分析に基づき、マツジュンの案に繋がる提案が出た。
「やるじゃないマツジュン」・・私は、もうひとりの支援スタッフと顔を見合わせて思わず「ニヤリ」。
表面的なITツール導入での新規ビジネスを提案しようとしていたメンバーたちも、マツジュンの発表に「してやられた」という表情でうなづいていた。
「マツジュン」と「みなみちゃん」が主役になりそうなこのプロジェクト。これからも楽しみだ。
中小企業の中でも中堅規模で人材も揃っていて、ここまでのプロジェクトの進行やグループごとの課題のまとめ方は、さすがと感じることが多かったが、何か物足りなさを感じていた。
取組みや発想が教科書的というか、優等生的というか・・
新たなビジネスモデルを模索しようというのに、自分のできる範囲で適当にうまくまとめてしまって社長からもダメ出しをされる始末だった。
そこで、グループでまとめるのを止めて、各自の自由な発想での個別発表に作戦を変更した。すると、営業や商品企画といった部署ではなく、毎日ひたすらお客さまからの受注や見積り・問合せ対応をこなしている業務の担当者から、驚くほど説得力のある提案が出た。(この方、社内では「マツジュン」と呼ばれているらしい。)このマツジュンに個別ヒアリングを行った女子マネージャーからも、事実の客観的な分析に基づき、マツジュンの案に繋がる提案が出た。
「やるじゃないマツジュン」・・私は、もうひとりの支援スタッフと顔を見合わせて思わず「ニヤリ」。
表面的なITツール導入での新規ビジネスを提案しようとしていたメンバーたちも、マツジュンの発表に「してやられた」という表情でうなづいていた。
「マツジュン」と「みなみちゃん」が主役になりそうなこのプロジェクト。これからも楽しみだ。
2010年06月09日23:11大阪市きらめき企業賞、応募企業募集中!
きらめき企業賞とは、
大阪市が、男女共同参画推進の一環として行っている企業表彰で、働く一人ひとりがその個性と能力を十分に発揮することができる職場づくりに向けて、効果的な取り組みを進めておられる市内の中小企業等が表彰対象となります。
現在、今年度の表彰に向けて、応募企業を募集中です。
応募条件は、大阪市内に事業所があり、従業員300人以下で、次のような事項に取り組んでおられる企業等(個人商店、財団・社団法人、協同組合、NPOも可)となっています。
次のような事項とは、
・女性の能力活用や職域拡大に積極的に取り組んでいる
・男女がともに仕事と家庭生活の両立支援に取り組んでいる
・男女がともに働きやすい職場づくりに向けた取り組みを進めている
こととされています。
応募要領や詳細は、下記のサイトでご確認ください。
http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000006062.html
★ちなみに、私(オフィスKITS http://www.kits-21.com/)でも、事業内容のひとつとして、女性のキャリアアップや企業の両立支援に取り組んでおり、今年は、府内でいくつかのセミナーや企業支援を行っています。
皆さまの企業、お知り合いの企業のご応募をお薦めします。
大阪市が、男女共同参画推進の一環として行っている企業表彰で、働く一人ひとりがその個性と能力を十分に発揮することができる職場づくりに向けて、効果的な取り組みを進めておられる市内の中小企業等が表彰対象となります。
現在、今年度の表彰に向けて、応募企業を募集中です。
応募条件は、大阪市内に事業所があり、従業員300人以下で、次のような事項に取り組んでおられる企業等(個人商店、財団・社団法人、協同組合、NPOも可)となっています。
次のような事項とは、
・女性の能力活用や職域拡大に積極的に取り組んでいる
・男女がともに仕事と家庭生活の両立支援に取り組んでいる
・男女がともに働きやすい職場づくりに向けた取り組みを進めている
こととされています。
応募要領や詳細は、下記のサイトでご確認ください。
http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000006062.html
★ちなみに、私(オフィスKITS http://www.kits-21.com/)でも、事業内容のひとつとして、女性のキャリアアップや企業の両立支援に取り組んでおり、今年は、府内でいくつかのセミナーや企業支援を行っています。
皆さまの企業、お知り合いの企業のご応募をお薦めします。
2010年06月02日23:11一枚の名刺から(事業化交流マッチング開催)
今日は、以前このブログでもお知らせした、事業化交流マッチング(http://igyoushu-group.com/matching/match-33.html)の日だった。7年以上続いている異業種グループの主催で、第33回を数える。今回のテーマは、『インターネットを使った販路拡大に関心のある方大集合!』
8社のプレゼンテーションと、プレゼン企業を中心にして約100社が8つのグループに分かれてマッチングを行うもので、私はこのグループマッチングでいつもコーディネータ役をさせていただいている。今日の参加者は、ITやネットに興味があるのはもちろんだが、アメリカからGoogle社のマネージャー、中国の巨大企業アリババ社の日本法人の韓国人ディレクター、そして日本のゲームソフトを輸出する際の翻訳をされているスペイン人のベンチャー企業…とたいへん国際色豊かであった。(幸いにも皆さん日本語でプレゼンやコミュニケーションができる方でコーディネータとしては助かった〜^-^;)
その中で、私がコーディネータを担当したのは、創業7期目で売上10億を超える企業に成長したナビバードさん(http://www.navibird.co.jp/jp/index.html)。
私が大阪府中小企業支援センターで「テイクオフ大阪21」(http://www.mydome.jp/takeoff/business.html)という、優れた新規ビジネスを認定して支援する制度に関わる仕事をしていたとき、初めて担当した企業で、互いに思い出深い社長さんだ。
「海外専用のネットショッピングサイト」を運営するというビジネスモデルも経営者の人物もしっかりしていて、高い評価を受けながら、事業の立上げではたいへん苦労された。そして、私が、別件で面会した超大手通販会社の役員の方に「ついでに」手渡した彼の名刺、そう一枚の名刺から、彼はチャンスを自ら掴み、経営資源の充実、事業の展開・成長を実現していったのだ。(ご本人の許可を得てご紹介しています。)
今日のプレゼンテーションでは、自社のサイトに自力で海外販路を切り開くのは困難な中小企業でも、このサイトを利用すれば、在庫リスクなしで海外販路の可能性が拓けること。会員数や販売金額だけでなく、蓄積してきた海外の国別対応ノウハウやリスクマネジメントが評価されて、多くの企業とマッチングの可能性が広がった。
もちろん、他のグループでも熱心なマッチングが行われ、一枚の名刺交換から広がるビジネスアライアンスの可能性と熱気で会場はムンムンだった。
ナビバード社の運営するサイトは、日本国内からは、実際のサイトをご紹介できないのが残念だが、海外に行かれたときや海外在住のご家族・友人がおられたら、ぜひ、「JSHOPPERS.com」での日本製品のご購入を勧めてあげてください。
もちろん、自社商品をこのサイトで海外に売りたい〜と言う方は、直接、ナビバードさんにご連絡、もしくは、私までメールでご連絡くださいね。
8社のプレゼンテーションと、プレゼン企業を中心にして約100社が8つのグループに分かれてマッチングを行うもので、私はこのグループマッチングでいつもコーディネータ役をさせていただいている。今日の参加者は、ITやネットに興味があるのはもちろんだが、アメリカからGoogle社のマネージャー、中国の巨大企業アリババ社の日本法人の韓国人ディレクター、そして日本のゲームソフトを輸出する際の翻訳をされているスペイン人のベンチャー企業…とたいへん国際色豊かであった。(幸いにも皆さん日本語でプレゼンやコミュニケーションができる方でコーディネータとしては助かった〜^-^;)
その中で、私がコーディネータを担当したのは、創業7期目で売上10億を超える企業に成長したナビバードさん(http://www.navibird.co.jp/jp/index.html)。
私が大阪府中小企業支援センターで「テイクオフ大阪21」(http://www.mydome.jp/takeoff/business.html)という、優れた新規ビジネスを認定して支援する制度に関わる仕事をしていたとき、初めて担当した企業で、互いに思い出深い社長さんだ。
「海外専用のネットショッピングサイト」を運営するというビジネスモデルも経営者の人物もしっかりしていて、高い評価を受けながら、事業の立上げではたいへん苦労された。そして、私が、別件で面会した超大手通販会社の役員の方に「ついでに」手渡した彼の名刺、そう一枚の名刺から、彼はチャンスを自ら掴み、経営資源の充実、事業の展開・成長を実現していったのだ。(ご本人の許可を得てご紹介しています。)
今日のプレゼンテーションでは、自社のサイトに自力で海外販路を切り開くのは困難な中小企業でも、このサイトを利用すれば、在庫リスクなしで海外販路の可能性が拓けること。会員数や販売金額だけでなく、蓄積してきた海外の国別対応ノウハウやリスクマネジメントが評価されて、多くの企業とマッチングの可能性が広がった。
もちろん、他のグループでも熱心なマッチングが行われ、一枚の名刺交換から広がるビジネスアライアンスの可能性と熱気で会場はムンムンだった。
ナビバード社の運営するサイトは、日本国内からは、実際のサイトをご紹介できないのが残念だが、海外に行かれたときや海外在住のご家族・友人がおられたら、ぜひ、「JSHOPPERS.com」での日本製品のご購入を勧めてあげてください。
もちろん、自社商品をこのサイトで海外に売りたい〜と言う方は、直接、ナビバードさんにご連絡、もしくは、私までメールでご連絡くださいね。