2009年11月
2009年11月29日09:06シンガポール研修旅行(その1)
先週前半は、診断協会大阪支部の年間行事である海外研修でシンガポール、マレーシアに20名で行ってきた。3度目になるが、私が参加したのは初めて。女性は、昨年に続いてひとりだけの参加だった。(ちょっと淋しい・・・)
今回の研修の目玉は、シンガポールの大規模リゾート開発の視察、そして世界最大級の観覧車(フライヤー)に乗れるというのが、私個人の参加の動機だった。(あぁ〜単純;もちろん、全額自費負担ですよ ^−^)
まずは、JETROの幹部による、シンガポール経済概況の講義。そして、大規模リゾート開発を進める「マリーナバイサンズ」社を訪問して、プレゼンを聞き、質疑応答。と、個人の旅行では絶対できない研修をしっかり実践する。
淡路島ほどの面積に自国民320万人、海外からの移住者を含めると499万人が暮らすシンガポールは、国=日本の府県くらいの規模で、天然資源も保有技術も乏しいということで、人・物・金を外部資源に頼らざるを得ない国である。しかし、その分国家戦略が明確で、アジアのハブ空港たるチャンギ空港を筆頭に、世界中の人財、資金を集めるための政策がしっかり実践されている。
また、これも政策で国全体が「ガーデンシティ」と言われるほど、ゴミゴミしたところがなく、たいへん美しい。
ここに、「マリーナベイサンズ」と呼ばれる巨大なリゾート施設の建設が進められている。
ラスベガスに負けないカジノを中心に、コンベンションセンター、シアター、ミュージアム、もちろん、ショッピング、ホテル。
コンセプトは、「アジアで最も豪華なエンターテインメント施設」とある。日本語版も用意されたプレゼン資料には、「最高の誘惑」「最高の歓喜」「最高の興奮」「最高の知的刺激」と続く。
(何やら、2番ではダメなんですか・・というわが国会の事業仕分けの言葉が虚しくなる)
個人的に少し嬉しかったのは、このプレゼンで5000億円級の国家的プロジェクトを落札した同社の営業部長が、女性だったこと。
外見は控えめながら、自信に溢れたビジネスパーソンとしての彼女の対応に、私も勇気をもらったような気がしている。
写真は、上から、バスの車窓から見た目抜き通り「オーチャード通り」のライトアップの様子。
マリーナベイサンズのプレゼンに使われた模型。(同社の展示室より)
および、同じ展示室から眺めた工事中のマリーナベイサンズ。
それぞれクリック拡大してご覧ください。
2009年11月19日23:16ネットショップ講習会
私の住所地に隣接する富田林市の商店主のおじさん(おばさんもいます)たちが、ネットショップ講習会を半年シリーズで企画・実施しています。
今週は、その2回目でした。
先生役は、同じ市内の商業者ですでにネットショップでしっかり実績をあげておられるMさんとNさん。
お二人はいくつもショップを持っていますが、代表的なのは、
Mさんの http://mitibata.com/
Nさんの http://shugeiya.com/
どちらも、たいへん売れているお店です。
Nさんなど、講習会の最中にも注文メールが携帯に転送され音楽を奏でては、皆に強烈な刺激を与えています。Mさんのサイトは、注文状況を公開しておられます。
私は、ネットショップオーナーではないのですが、全体の企画や進行の管理役としてオブザーバー役のコンサルタントとして参加して、事業計画やコンセプトのお話をさせていただいています。
月に一度、店を閉めた夜7時からの講習会、集まれない普段の日は、メーリングリストでの活発な質疑応答と、開始当初の、「みんな付いてきてくれるだろうか〜?」の心配は、今のところ無用のようです。
ショップコンセプトの重要性、無料サイトを30日間お試しで使ってのサイトマップの勉強、商品のアップ、効果的な商品写真の取り方、サイト診断(他人のサイトを斬る!)・・・などなど、
盛りだくさんのプログラムに皆さん、必死で付いてこられます。平均年齢は50代後半というところですが、年齢を感じさせません。
昨日、今日と、無料お試し期間が終了し、みんな次々に有料で契約をはじめました。
いまや、ネットショップは、若者やITに強い人たちだけのものではないことを、私自身が教えられ、刺激をうけています。(ちなみに、物販のビジネスではないくせに、私も有料コースの契約してしまいました。)
こうして、ローカルな地元の商店主が、新たな事業にチャレンジし、自分の店のコンセプトを見直す作業は、とても新鮮で有意義なものだと感じています。
現在、10名ほどが参加していますが、この中から、ひとりでも二人でも、ほんとにショップを継続していけたら、講習会の成果としては、十分だねと、企画・運営側は楽しみにしています。
進捗は、富田林探検隊(http://www.tontan.jp/)のトップページで確認してみてください。
今週は、その2回目でした。
先生役は、同じ市内の商業者ですでにネットショップでしっかり実績をあげておられるMさんとNさん。
お二人はいくつもショップを持っていますが、代表的なのは、
Mさんの http://mitibata.com/
Nさんの http://shugeiya.com/
どちらも、たいへん売れているお店です。
Nさんなど、講習会の最中にも注文メールが携帯に転送され音楽を奏でては、皆に強烈な刺激を与えています。Mさんのサイトは、注文状況を公開しておられます。
私は、ネットショップオーナーではないのですが、全体の企画や進行の管理役としてオブザーバー役のコンサルタントとして参加して、事業計画やコンセプトのお話をさせていただいています。
月に一度、店を閉めた夜7時からの講習会、集まれない普段の日は、メーリングリストでの活発な質疑応答と、開始当初の、「みんな付いてきてくれるだろうか〜?」の心配は、今のところ無用のようです。
ショップコンセプトの重要性、無料サイトを30日間お試しで使ってのサイトマップの勉強、商品のアップ、効果的な商品写真の取り方、サイト診断(他人のサイトを斬る!)・・・などなど、
盛りだくさんのプログラムに皆さん、必死で付いてこられます。平均年齢は50代後半というところですが、年齢を感じさせません。
昨日、今日と、無料お試し期間が終了し、みんな次々に有料で契約をはじめました。
いまや、ネットショップは、若者やITに強い人たちだけのものではないことを、私自身が教えられ、刺激をうけています。(ちなみに、物販のビジネスではないくせに、私も有料コースの契約してしまいました。)
こうして、ローカルな地元の商店主が、新たな事業にチャレンジし、自分の店のコンセプトを見直す作業は、とても新鮮で有意義なものだと感じています。
現在、10名ほどが参加していますが、この中から、ひとりでも二人でも、ほんとにショップを継続していけたら、講習会の成果としては、十分だねと、企画・運営側は楽しみにしています。
進捗は、富田林探検隊(http://www.tontan.jp/)のトップページで確認してみてください。
2009年11月17日01:41私的事業仕分け
民主党の事業仕分けが国民から支持されている。
行政のムダ使いをやめるために、個々の事業を見直すこと。
メディアの影響力は抜群で、つい数ヶ月前までは聞いたことのなかった「事業仕分け」ということばが、一日中テレビや新聞で報じられていると、我々はもうすでに洗脳されてしまっている。
そして、民主党内閣の支持率にもつながっているようだ。
仕分けのためには、「ムダ」の定義や判断基準を明確にしないと、いけない。
一般的には、基準は、費用対効果、コストパフォーマンスだろう。
こうして「ムダ」(と判断された)事業のカット、廃止が進んでいく。
政権交代が実現したからこそ、可能になったんだろう。
粗っぽいたとえで恐縮だが、
ちょうど、引越しや家族の移動をきっかけに、
家の中の不要品を一気に整理するようなものだ。
しかし、私には一抹の不安も残る。
そもそも(国のビジョンにとって)必要のない事業については、カットが相応しいが、
必要だからと予算化されたのに、やり方が拙くて効果が出ていないものも結構あるように感じられる。ふだん、公的機関や施策に関連する仕事に関わる機会が多いので、余計に目に付くのかも知れないが・・・
これらの事業は、廃止するべきなのか、もっと効果的なやり方に改善してパフォーマンスを上げるべきなのか・・・きっと個々には十分時間をかけて見直すべきものもあるだろうな〜
いやいや、大掃除の途中で押入れから出てきたものをいちいちゆっくり眺めていては、いつまでも片付かず、かえって時間のムダ使いというものだ。
「使い道があるかもしれない」程度のものは、思い切って捨てる決断が必要なのだ。
行政のムダ使いをやめるために、個々の事業を見直すこと。
メディアの影響力は抜群で、つい数ヶ月前までは聞いたことのなかった「事業仕分け」ということばが、一日中テレビや新聞で報じられていると、我々はもうすでに洗脳されてしまっている。
そして、民主党内閣の支持率にもつながっているようだ。
仕分けのためには、「ムダ」の定義や判断基準を明確にしないと、いけない。
一般的には、基準は、費用対効果、コストパフォーマンスだろう。
こうして「ムダ」(と判断された)事業のカット、廃止が進んでいく。
政権交代が実現したからこそ、可能になったんだろう。
粗っぽいたとえで恐縮だが、
ちょうど、引越しや家族の移動をきっかけに、
家の中の不要品を一気に整理するようなものだ。
しかし、私には一抹の不安も残る。
そもそも(国のビジョンにとって)必要のない事業については、カットが相応しいが、
必要だからと予算化されたのに、やり方が拙くて効果が出ていないものも結構あるように感じられる。ふだん、公的機関や施策に関連する仕事に関わる機会が多いので、余計に目に付くのかも知れないが・・・
これらの事業は、廃止するべきなのか、もっと効果的なやり方に改善してパフォーマンスを上げるべきなのか・・・きっと個々には十分時間をかけて見直すべきものもあるだろうな〜
いやいや、大掃除の途中で押入れから出てきたものをいちいちゆっくり眺めていては、いつまでも片付かず、かえって時間のムダ使いというものだ。
「使い道があるかもしれない」程度のものは、思い切って捨てる決断が必要なのだ。
2009年11月08日21:57沈まぬ太陽
この前観た映画がナンだったか思い出せないほど久しぶりに、映画を観た。
「沈まぬ太陽」・・・山崎豊子さん原作の小説で、ジャンボ機墜落事故も含めて日本航空をモデルに、航空会社や政府の様々な問題を浮き彫りにしながら、信念をもち正義をあきらめない一人の男(渡辺謙)が主人公だった。
いくらフィクションとはいえ、明らかに日本航空がモデルで、しかも御巣鷹山は実名で・・・いろいろと問題にもなっているらしい。
私が観たいと思ったのも、先日たまたま見たテレビで、山崎豊子さんが、「私自身、映画化が実現するとは思っていなかった」と語っておられたからだ。
詳しい内容は控えるが、途中で10分間の休憩が入るほどの長編で、観客の平均年齢はかなり高そうだったのが印象に残った。
映画館から出たら、太陽は沈んで日はとっぷりと暮れていたが、「沈まぬ太陽」の意味を改めて考えなおしたことだった。
「沈まぬ太陽」・・・山崎豊子さん原作の小説で、ジャンボ機墜落事故も含めて日本航空をモデルに、航空会社や政府の様々な問題を浮き彫りにしながら、信念をもち正義をあきらめない一人の男(渡辺謙)が主人公だった。
いくらフィクションとはいえ、明らかに日本航空がモデルで、しかも御巣鷹山は実名で・・・いろいろと問題にもなっているらしい。
私が観たいと思ったのも、先日たまたま見たテレビで、山崎豊子さんが、「私自身、映画化が実現するとは思っていなかった」と語っておられたからだ。
詳しい内容は控えるが、途中で10分間の休憩が入るほどの長編で、観客の平均年齢はかなり高そうだったのが印象に残った。
映画館から出たら、太陽は沈んで日はとっぷりと暮れていたが、「沈まぬ太陽」の意味を改めて考えなおしたことだった。
2009年11月03日18:44やっとできた・・・
10月末締切の原稿を土日を挟むことを理由に、今日まで延ばしていただいた。
今日が祝日、仕事が休みで助かった・・・と、静かにリビングで原稿書いて(打ち込んで)いると、テレビから流れてきたのが、「1万人涙の名曲・・・」。私が一番弱い1970年代を中心としたフォークソングライブ。9月に大阪城ホールで行われたものを編集した番組らしい。生前最後のライブとなった加藤和彦さんが、南こうせつやイルカ、杉田二郎らと出演していた。
(ちょうど、昨夜、久しぶりにカラオケ行って、加藤和彦さんを偲んで「あの、素晴らしい〜愛をもう一度〜」なんてやってたので、このタイミングにはちょっとビックリです。)
急いで録画をするとともに、約一時間画面にくぎづけだった。
おかげで、いま、ようやく原稿が完成 ^−^
でも、あともうひとつ、今日中のレジュメがあるんだよなぁ〜ガンバロ
今日が祝日、仕事が休みで助かった・・・と、静かにリビングで原稿書いて(打ち込んで)いると、テレビから流れてきたのが、「1万人涙の名曲・・・」。私が一番弱い1970年代を中心としたフォークソングライブ。9月に大阪城ホールで行われたものを編集した番組らしい。生前最後のライブとなった加藤和彦さんが、南こうせつやイルカ、杉田二郎らと出演していた。
(ちょうど、昨夜、久しぶりにカラオケ行って、加藤和彦さんを偲んで「あの、素晴らしい〜愛をもう一度〜」なんてやってたので、このタイミングにはちょっとビックリです。)
急いで録画をするとともに、約一時間画面にくぎづけだった。
おかげで、いま、ようやく原稿が完成 ^−^
でも、あともうひとつ、今日中のレジュメがあるんだよなぁ〜ガンバロ