2009年02月
滋賀県の創業塾もいよいよ後半です。
先週の日曜日は、あんしんケアねっと(有)の松村さんご夫妻をゲストにお迎えして、創業の動機や、独自のビジネスモデルを「知的資産報告書」にまとめておられるお話などをじっくりお聞きしました。
質問も事業の内容、採算性から、夫婦で創業することのメリット・デメリットまで、多岐に渡り、活発な意見交換が行われました。
松村さんの「ほぼ毎日楽楽通信」にも紹介されていますので、ご覧ください。
いよいよ来週は、受講生の皆さんのプランの発表会です。
(火)思いがけない相談者の突然の電話&訪問に驚き、
(水)一年以上お世話になっている企業さんの第2次プロジェクトを立ち上げ、
(木)のべ8年間続いた(大阪府の)事業可能性評価事業「テイクオフ大阪21」の支援終了のラスト交流会を催し、
(金)新たにご支援が始まる企業さんへの問題提起と提案を行い、
今週は、新しいことの始まりと、続けてきたことへの終止符を打つことと…、マンネリとは対極の仕事ばかりでいつになく疲れました
疲れた原因のあとひとつは、それぞれの準備を前夜(深夜)もしくは当日に切羽詰ってやるハメになったことです。
さらにもうひとつ疲れた原因は、東京や京都から夫や息子が週半ばに急に帰阪してきたことです。胃袋はとりあえず満たしたけれど、心を癒してあげるところまではできなかったな〜
今週は、土日も休めないけど、次の難関は、納期の迫った確定申告。
電子申告のための準備は早めにしたけれど、肝心の帳簿がほぼ真っ白状態。「リアルタイムな収支状況の把握」などと、ヒトに偉そうに言ってる場合じゃありませんね。
以前ブログ「創業塾のゲスト」で紹介した、滋賀県での創業塾が進行中です。
すでにお二人のゲストにも登場いただきました。
私たち講師陣もそうですが、ゲストの先輩起業家さんにも、それぞれにプラスになる出会いにつながったようで、お願いした立場としても嬉しく思います。
ゲストで登場いただいた方のブログを紹介します。
天然工房なちゅらぶ日記 http://blogs.dion.ne.jp/natulove/
てりむくり wada123の日記 http://d.hatena.ne.jp/wada123/
ながおゆうこの独り言 http://blog.livedoor.jp/nagaonet21/
皆さん、お忙しい中、ありがとうございました ^−^/
後半は、いよいよ受講者の方々の事業計画をリアルに練っていかなければなりません。講師陣もパワーの補給をして全力投球です。
もうだいぶ前から、我が家の給湯器の調子が悪かったのだが、だましだまし使っていた。今月に入っていよいよ我慢の限界に・・・お風呂でシャンプー中に急に水シャワーになるし、食器やお鍋の油汚れはすっきりとれないし・・・家族からもブーイングの嵐!
ようやく決心して2日前に給湯器を新しく取り替えてもらった。快適にお湯が出るので、カレーの後の鍋をしっかり洗ったり、溜めてあったセーターを洗ったり(洗ってばっかり^−^)。さっそく東京の夫や京都の息子からも「お湯出るか〜」のメール。
改めてスイッチやレバーの操作ひとつでお湯が出る快適な生活のありがたみを感じている(はず・・)
ちょうど、数日前のあるテレビ番組で、「生活に必要な物」が話題になっていた。
都会の若者に聞くと、「携帯、お金、コンビニ、車・・・」とくるそうだ。片や、自然の豊かな地方で暮らすことを選んだ人たちは、「水、火、食料・・・」と答えたらしい。
なるほど、昔息子たちのキャンプについて行ったときには、確かにそうだったよなぁ〜
給湯器のせいか、「電気、ガス、水道・・・やっぱりパソコンとネットもかな〜」なんて考えていた自分を恥ずかしく思いながらも、妙に納得してしまった。
早朝から琵琶湖畔で一日「創業塾」の初日を務めた後、急ぎ帰路につき、自宅のひとつ前の駅で降りる。
道明寺天満宮のまん前にある老舗料亭「梅廼家」さんで、小学校の同窓会。
会場を見渡してもすぐにわかる顔はチラホラのみ。
が、当事の担任の先生の挨拶、そして乾杯の後、徐々に記憶が甦ってくる。白髪が増え、老眼鏡が必須の歳になっても、ほとんどが「○○ちゃん」と呼び合う幼友達。よく互いの家で遊んだり、放課後の校庭でドッジボールをした仲間たち。この不思議な同窓会という時を越えた空間。
人口急増期に卒業した(昭和42年)ので、5クラス250名近くも居た(らしい)。このうち60名ほどが集まった。遠くは、横浜、米子、京都・・・
飲むほどに語るほどに懐かしさが込み上げてきて・・・最後に皆で校歌斉唱
癌の手術をしたと明るく笑う元甲子園球児もいた。「俺は勉強は皆目やったけど野球のおかげで就職までできた」・・・
十数年前に仕事で訪問した企業でばったり会った秀才君「あの後、うちの会社もいろいろあって・・・」不遇を嘆く彼だが、子供も成人したし後もう少し、定年まで頑張るわ。
帰り道でやんちゃだった男の子(今は中小企業経営者)がしみじみ言っていた。「皆いろいろあったと思うけど、今日出席しているのは、いまがそこそこ幸せな奴らやな〜」・・・経済環境の厳しい時期だけにその言葉が身にしみる。
次回も元気で会えるように、これから同窓会の開催周期を早めようという意見が皆の気持ちを表していた。
昨日は、大阪府の異業種交流グループが主催する「第28回事業化交流マッチング」http://
テーマは、「不況の今こそ新たなビジネスチャンスを見つけたい企業大集合!」(このテーマは、実行委員会の一員として提案した私の案が採用されたのですが・・・)
不況のせいか申込みの出足が悪く心配したけれど、当日は約100名が参加し会場の熱気ムンムンの盛況だった。自社の製品をPRするのはもちろんだが、グループの他社製品の販路や改良のヒントなど、感じたことを発言しあうのが、このマッチングの特徴だ。マスコミ報道では赤字企業や人員削減などマイナス面一色だが、今こそ次の一手を着々と進めている企業があることも忘れてはいけない。元気な企業の一覧はこちら→http://
そして今日は、VEC(ベンチャーエンタプライズセンターhttp://www.vec.or.jp/)の新年交流会。VECとは、ベンチャー企業の発展を支援し、起業家と支援者の交流を促進する団体で、毎月いろんなゲストの講演を聞けるのだが、今日は新年のパーティーも兼ねてホテルで開催。講演テーマは、「金融不況後の世界経済の行方 〜これから日本もどう変わるのか〜」でエコノミストの方が、世界の動き、日本経済の今後の方向性をわかりやすく説明してくださった。
特に日本は今後人口減少時代をチャンスとするビジネスが不況の救世主となるだろうという見方が新鮮だった。講演後のパーティーでも、「今期赤字と言っている企業も実はちゃんと次の布石を打っている。マスコミは負の報道ばかりしている」というスピーチに皆さん賛同しておられたのも印象的だった。
異業種交流そのものが、自社の業績に直結することは少ないけれど、交流に参加している企業と、していない企業の業績を比べると、きっと前者の方がいいだろうと、これまでの経験からも強く感じる。
私が尊敬している女性経営者にも3年ぶりくらいでお会いすることができた。
私にとってもたいへん勉強になった。
タイトルに「関西人気の女性講師陣」とありますが、何を隠そう〜正体は、女性診断士の会「ピザの会」の5名+お世話になっている女性経営者のなーちゃんさんなんです。キャッチコピーがよかったのか、受講の応募が定員オーバーで会場が広い部屋に変更されたとか・・・責任重大です
さて、この創業塾の全体カリキュラムの中に、
ゲスト(創業者)講演「実体験に基づく成功の秘訣 本音トーク〜創業者を交えて〜」というのが3回あるのですが、今回は3名とも大阪府の事業可能性評価事業「テイクオフ大阪21」(http://
まず、1回目が 天然工房なちゅらぶの濱田さん。
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日本の安心素材を使った「自然派ケーキと天然酵母パンの店」がコンセプトで、高校生の頃からものづくりが好きで自分のお店を持ちたいと目標を持って修行をされてきた方です。今は、従業員スタッフも増えましたが、スタッフも皆将来は、自分でお店を持ちたいというやる気のある方ばかりだとか・・・
2回目のゲストは、Xartsの和田社長。
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キャリア×IT×アニメをキーワードに、アニメ・クリエイターのキャリア支援を軸に事業展開をしているITベンチャー企業で、すでに社員が数十名の経営者です。
3回目は、あんしんケアネットの松村さんご夫妻。
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社長の奥様と整骨院経営のご主人とが、「ふつうの暮らしを」をコンセプトに地元の銭湯を活用した通所介護事業を展開しておられます。現在は、知的資産経営報告書を作成し、自社のフランチャイズ展開を目指すところまで事業が成長しています。
皆さん、創業前に事業評価の審査会に来られたときから数年、いろんなご苦労を経て事業を伸ばしてこられた方ばかりで、私としては、とっても嬉しいことです。
創業塾では、理論的体系的講師役の私たちコンサルタントと、実体験を語ってくださる先輩起業家が、うまくシナジー効果を発揮して、受講生の期待を裏切らないようにしたいと思います