プロフィール

kits

企業の経営とIT・人材育成・キャリア開発について、中小企業の経営者や起業家の皆さまを全力で支援する、不安を安心に変えるあなたのビジネスパートナー

オフィスKITS 代表 北口祐規子(中小企業診断士・ITコーディネータ)です。

皆さんのお便りお待ちしています。

Twitterサイト
ツイッター
過去の記事

中小企業支援

2022年01月09日08:00「社員の仕事への熱意が高いと生活満足度も高くなる」
皆さん、こんにちは。

関西e中小企業ラボの「働きがいのある会社」づくり支援担当として、
本年も、「働きがい」について様々な観点から考え、皆さんのお役に立てるような発信をしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年から日経新聞の一面に「成長の未来図」という特集記事の連載が始まっています。
この2年ほど続くコロナ禍の不安の中で、あるいは、少子高齢化による人口減少時代、また、地球温暖化の問題など、なかなか先行きが見通せない時代にあって、
私たちは、どんな未来図を描いていけばいいのでしょう。

という大きなテーマなのですが、「働きがい」を考えるうえで、興味深いデータが紹介されていました。

「組織のなかで自由に発言できて安心感のある組織の方がそうでない組織よりも、生産性が高くイノベーションを生みやすい」
「社員の仕事への熱意が高いと生活満足度も高くなる」
「社員の幸福度が低いと企業の売上高が伸びない」

といった傾向があるというものです。
そして、残念ながら、日本の現状は、仕事への熱意および生活満足度において、世界各国より下回っているという調査結果が示されていました。

「働きがいのある会社」づくりを支援する私としては、
これまでお伝えしてきた「働きがいのある会社」づくりを進めることが、社員の生活満足度、幸福度を高めることにつながり、ひいては、企業の業績に貢献するんだということを再確認できてよかった反面、
日本では、まだまだ仕事への熱意、生活満足度を高めて「働きがい」を実感できる環境や取組みが不十分であることも再認識しました。

そして「働きがいのある会社」づくりについて考え、実践し、少しでもお役に立てるようにと決意を新たにした次第です。

皆さんはいかがでしょうか。

当記事にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

本記事は、関西e中小企業ラボFBページにも、掲載しています。

コロナ禍で多くの企業経営者が苦しい状況の中で新たな光を探し求めておられる今こそ、「いい人材を採用し、育てて、働きがいのある会社として成長したい」と考えておられる経営者の皆さまに少しでもお役に立つ情報をお伝えしたいと思っています。
#関西eラボ #働きがいのある会社

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
2021年12月01日07:30「会社の存在意義(パーパス)」と「働きがい」について思うこと
皆さん、こんにちは。

先日(11月29日付け)の日経新聞の一面、トップ記事の見出しをご覧になりましたか?
「御社の存在意義 何ですか」というゴシック体の大きな文字が衝撃的でした。

なぜ(何のために)会社が存在するのか、英語では、「パーパス(purpose)」と呼ばれるものですが、
皆さんは、自分の会社の存在意義が言えますか? あるいは、会社は皆さんにちゃんと伝えていますか? さらに、皆さんはその存在意義に共感していますか? 
記事の中では、自社の存在意義がちゃんと言え、かつそれに共感している人が多い企業ほど、市場評価も高いという関連性が述べられていました。また、単に利潤追求のみを掲げる企業は、社会とくに若者からNOを突き付けられる時代に転換してきていると指摘されていました。

これまで、「働きがいのある会社」について、仕事のやりがい = 自己評価 × 外部評価、
そして、外部評価すなわち会社や組織からの評価 = 「昇進・昇格・昇給」×「経営理念の共有」×「感謝の見える化」だとお伝えしてきましたが、「会社の存在意義への共感」は、「経営理念の共有」をもう少し発展的に表現したものだとも言えます。

これからの時代の「働きがいのある会社」は、給与水準だけではなく、「社会での存在意義が明確であり自分もそれに共感できる」ということが求められるのだと思います。

さらには、自己評価の部分にも、自分の好きなこと・得意なことで能力が発揮できるだけでなく、「自分自身の社会での存在意義が感じられる」という要素が加わってくるとも考えられます。

ソニーグループ:クリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動で満たす
花王:豊かな共生世界の実現
三菱UFJグループ:世界が進むチカラになる
英ユニリーバ:サスティナビリティを暮らしの”あたりまえ”に

といった大企業の例が示されています。
あなたの会社の存在意義も、ぜひ明文化してみませんか。そして、社員の共感を呼び、働きがいのある会社を目指しましょう。

当記事にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

本記事は、関西e中小企業ラボFBページにも、掲載しています。

コロナ禍で多くの企業経営者が苦しい状況の中で新たな光を探し求めておられる今こそ、「いい人材を採用し、育てて、働きがいのある会社として成長したい」と考えておられる経営者の皆さまに少しでもお役に立つ情報をお伝えしたいと思っています。


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
2021年11月06日15:33働きがいと「しないことを決めること」
皆さん、こんにちは。
先日(11月3日)、大阪府中小企業診断協会の「診断士の日」のイベントで、同じ中小企業診断士であり、9月にカンブリア宮殿に出演された、万松青果株式会社の中路会長と、対談させていただく機会がありました。

今日は、その時の中路さんの言葉を紹介しながら、「働きがいのある会社」について考えてみたいと思います。

これまで、働きがいのある会社 = 仕事のやりがい × 職場の居心地 の2つの要素の掛け算であり、
「仕事のやりがい」は、「自己評価」×「会社の評価(外部評価)」の掛け算、
「自己評価」は「好き度」×「できる度」、
「会社の評価」は「昇進・昇格・昇給」×「経営理念の共有」×「感謝の見える化」だとお伝えしてきました。

中路さんは、この会社の評価のうちの「経営理念の共有」について、
経営理念は、「理想と綺麗ごとだけで仕事をします」、別の表現では「しないことを決めること」と話してくれました。

当社は、京都のレストランや料亭に野菜を卸すお仕事ですが、「値引きやリベートなどには一切応じない」つまり「しないこと」を決めているそうです。この「しないことを決めること」で、社員の方は、値引きやリベートに頼った営業ができなくなり、その分、どうすればお客さまに買っていただき、喜んでいただくことができるか、自発的に考えて行動するようになるということなのです。
また「従業員はお客さまのために働く、経営者は従業員のために働く」ことが「三方よし」につながると言われています。

さらに、「家族主義」をうたっておられますが、「成果主義」でバンバンはっぱをかけていた時代よりも、社員の定着率がよくなり、売上も回復・増加したそうです。

会社の評価のあり方として、会社の価値観と行動の指針を示し、社員が自分で考えながらも、会社の評価にビクビクせずに安心して働ける状況を提供することが、結果として、業績アップに繋がっていることを、実体験としてたいへん説得力をもってお話いただきました。

今日は、「会社の評価」の構成要素の中で、「経営理念の共有」に力点をおいて、結果として、会社全体の業績を高め、社員の「仕事のやりがい」をアップさせている事例をご紹介しました。

経営者の皆さん、また働く皆さんの会社・職場はいかがでしょうか? 

ぜひ、ご一緒に考えて行きましょう。

本記事は、関西e中小企業ラボFBページにも、掲載しています。

コロナ禍で多くの企業経営者が苦しい状況の中で新たな光を探し求めておられる今こそ、「いい人材を採用し、育てて、働きがいのある会社として成長したい」と考えておられる経営者の皆さまに少しでもお役に立つ情報をお伝えしたいと思っています。

#関西eラボ #働きがいのある会社

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
2021年10月23日15:26働きがいと「やりがい搾取」
皆さん、こんにちは。
あっという間に季節が変わり、秋が深まってきましたね。

さて、今日も「働きがいのある会社」について、ちょこっと考えてみましょう。

私は、関西e中小企業ラボで「働きがいのある会社」づくりを担当しています。
このブログでも、働きがいのある会社 = 仕事のやりがい × 職場の居心地、つまり、働きがいのある会社になるためには、「仕事のやりがい」と「職場の居心地」の両方を高めることが必要だとお伝えしてきました。

ところが、先日、20代前半の女性から「やりがい搾取」という言葉を聞く機会がありました。

やりがい搾取(さくしゅ)とは、
wikipwdhiaによると、経営者が支払うべき賃金や手当の代わりに、労働者に「やりがい」を強く意識させることにより、本来支払うべき賃金の支払いを免れる行為のことをいう、ということです。

この女性は、経営者が「自分の好きな仕事ができているのだし、多少賃金が安くてもそれなりに「やりがい」を感じてるのだから、辞めることはないだろう」とタカをくくっていることにたいへん腹が立つ、と言っていました。

私は被雇用者ではなく自営業の身ですが、思い返してみれば、クライアントから「あなたを頼りにしているから」と上手に持ち上げられ、その対価となる報酬には反映されないというようなことが、ないとは言えませんね。

我々は、これまで、「仕事のやりがい」は、「自己評価」×「会社の評価(外部評価)」の掛け算で、
「自己評価」は「好き度」×「できる度」、
「会社の評価」は「昇進・昇格・昇給」×「経営理念の共有」×「感謝の見える化」だと考えてきました。

すなわち、「仕事のやりがい」=「好きな度合い」×「できる度合い」×「昇進・昇格・昇給」×「経営理念の共有」×「感謝の見える化」と、すべての要素の掛け算でできています。
どれか一つがゼロになれば、全体がゼロになってしまう訳です。
いくら、本人の好きな仕事で、会社側も言葉で感謝を表現しても、「昇進・昇格・昇給」という実際の報酬や待遇が伴わなければ、「仕事のやりがい」は大きくなりません。

ブラック企業と指摘される企業の中には、この「やりがい搾取」にあたる企業が少なくないとも言われます。

経営者の皆さん、また働く皆さんの会社・職場はいかがでしょうか? 
もし「やりがい搾取」があると感じたら、どうすればいいのでしょうか?

ぜひ、ご一緒に考えて行きましょう。

本記事は、関西e中小企業ラボFBページにも、掲載しています。

コロナ禍で多くの企業経営者が苦しい状況の中で新たな光を探し求めておられる今こそ、「いい人材を採用し、育てて、働きがいのある会社として成長したい」と考えておられる経営者の皆さまに少しでもお役に立つ情報をお伝えしたいと思っています。


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
2021年08月09日21:15「働きがいのある会社」シリーズ その6 取組み事例
皆さん、こんにちは。「働きがいのある会社」シリーズ その6です。

私は、働きがいのある会社になるためには、「仕事のやりがい」と「職場の居心地」の両方を高めることが必要だと考えています。
これまで、何回かに分けて、前者の「仕事のやりがい」について、お話してきました。
仕事のやりがい = 自己評価 × 外部評価 という掛け算であり、社員から見た外部評価(つまり会社側の評価)については、昇進・昇格・昇給といった実弾だけでは不十分で、「経営理念の共有」と「感謝の見える化」の重要性についてお話しました。
また、自己評価については、「好き度」と「できる度」の両方が満たされていれば、一番評価が高くなることをお伝えしました。

ここでは、「自己評価」「会社の評価」を工夫して、仕事のやりがいを高めている会社の事例をご紹介したいと思います。
まず、1社目。
A社は、経営理念や行動指針、そして今後5年間の売上・利益計画などを書いた手帳を、毎年、全社員に配布しています。
経営理念は、「信頼を基に安心と快適を創造する」
行動指針は、「Hospitality(思いやり)」「Honesty(まごころ)」「Harmony(共生)」の3Hで表されています。
そして、毎月、この指針に沿って行動したと思われる人を社員同士で選び合い、表彰する制度を作って運用しています。
ここでは、役職や年齢など関係なく、具体的にどんな行動があって選んだのかが明確にされているので、選ばれた方も選んだ方も納得感があります。また、社長は選定には関わっておらず、選ばれた社員にポケットマネーで金一封を出しています。
社員には、会社の評価に自分自身が加わっているという納得感があり、そして、会社が大切にしている経営理念・行動指針を浸透させるのに効果を上げています。

皆さんの会社でも、取り入れてみてはいかがでしょうか。


本記事は、関西e中小企業ラボFBページにも、掲載しています。

コロナ禍で多くの企業経営者が苦しい状況の中で新たな光を探し求めておられる今こそ、「いい人材を採用し、育てて、働きがいのある会社として成長したい」と考えておられる経営者の皆さまに少しでもお役に立つ情報をお伝えしたいと思っています。


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
2021年08月01日16:49「働きがいのある会社」シリーズ その5「自己評価がどうなっているのかを知ること」
皆さん、こんにちは。「働きがいのある会社」シリーズ その5です。

ここでは、働きがいのある会社 = 仕事のやりがい × 職場の居心地 
つまり、働きがいのある会社になるためには、「仕事のやりがい」と「職場の居心地」の両方を高めることが必要だと考えています。
そして、仕事のやりがい = 自己評価 × 外部評価 という掛け算であり、
経営者にとっては、「会社の評価(外部評価)について納得を得ること」と、「自己評価がどうなっているのかを知ること」が、
仕事のやりがいを高めるための第一歩だということをお伝えしてきました。

前回は、このうちひとつ目の「会社の評価(外部評価)について納得を得ること」について、
商品・昇格・昇給といった実弾だけでは不十分で、「経営理念の共有」と「感謝の見える化」の重要性についてお話しました。

前置きが長くなりましたが、今回は、ふたつ目の社員各自の「自己評価がどうなっているのかを知ること」について、考えたいと思います。
当然ですが、自己評価の高い社員は仕事のやりがいを感じやすく、そういう社員が多いほど、働きがいのある会社に近づくわけです。では、自己評価は、何で決まるのでしょうか?

1)好きな仕事ができる、仕事が楽しい
 好きな仕事ができるのは自己評価につながる大切な要素です。人と接することが好き、資料作成やデータの整理が好き、新しいことに取り組むのが好きなど、「好きな仕事」はひとによって各々違います。「仕事なんだから好き嫌いなど言うな」という考え方もありますが、せっかく自社で働いてもらうのであれば、自分の仕事や役割を、好き・楽しいと感じてくれる方がいいですね。

2)得意分野で能力を発揮できている
 自己評価につながるもうひとつの要素は、各人が「できる分野」で能力を発揮できることです。語学力、専門知識、対人交渉力、リーダーシップなど、様々な分野で各人の得意分野の能力を十分発揮でき、さらに伸ばせる環境や機会があると、社員は感じているでしょうか?

このように、仕事の自己評価を1)と2)つまり「好き度」と「できる度」の2つの軸で考えてみると、社員の仕事に対する自己評価が見えやすくなります。もちろん、「好き度」と「できる度」の両方が満たされていれば一番評価が高くなりますが、あまり得意ではないけれど「好き」だから続けられるケースや、そんなに好きではないけれど仕事だし「できる」分野を続けようというケースもあります。好きでもないし得意でもない(苦手)という場合には、自己評価を得るのは厳しくなります。

経営者が、社員各人の「好き度」「できる度」を理解し「自己評価」について知ることは、社員の「仕事のやりがい」を高めるために重要です。また、人事異動・適性配置を通じて社員の「好き度」「できる度」の総和を高めることは、生産性向上にもつながります。

「仕事なんだから文句言わずに指示に従え」という姿勢ではなく、ぜひ、社員ひとりひとりの「自己評価」を高める取り組みをお勧めしたいと思います。

次回からは、ここまでに述べた「自己評価」「会社の評価」を工夫して、仕事のやりがいを高めている会社の事例をいくつかご紹介したいと思います。お楽しみに。


本記事は、関西e中小企業ラボFBページにも、掲載しています。

コロナ禍で多くの企業経営者が苦しい状況の中で新たな光を探し求めておられる今こそ、「いい人材を採用し、育てて、働きがいのある会社として成長したい」と考えておられる経営者の皆さまに少しでもお役に立つ情報をお伝えしたいと思っています。


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
2021年07月25日19:03「働きがいのある会社」シリーズ その4「会社の評価について納得を得ること」
「働きがいのある会社」シリーズです。

前回は、仕事のやりがい = 自己評価 × 外部評価 なので、
経営者にとっては、「会社の評価(外部評価)について納得を得ること」と、「自己評価がどうなっているのかを知ること」が、仕事のやりがいを高めるための第一歩だということをお伝えしました。

今回は、まずひとつ目の、「会社の評価(外部評価)について納得を得ること」について考えてみましょう。
会社の人事評価と言われて、すぐ頭に浮かぶのは、やはり、給与、役職や部署の配置だと思います。いわゆる、昇進・昇格・昇給が評価の実弾です。しかし、毎年社員全員が、昇格したり昇給する訳には行きません。その分を賞与で補填するケースもあると思いますが、コロナ禍の厳しい経営状況でなかなか思うように支給できない企業も多いと思います。

では、「実弾」以外にどんな評価が社員の納得を得られる評価につながるのでしょうか。
それは、「経営理念の共有」と「感謝の見える化」ではないかと思います。
・「経営理念の共有」…経営理念は、会社の行動指針や果たすべき使命、価値観や基本姿勢を社内外に示すものですが、これを常に社員に示しかつ経営者が率先して実践していることが必要です。そして、社員にも、単に経営理念を共有するだけでなく、実践していることが評価につながると実感してもらうことです。

マズローの欲求5段階説をご存知の方も多いと思いますが、
「生理的欲求」「安全的欲求」「社会的(帰属)欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」の5段階で言えば、昇進・昇格・昇給より、経営理念の共有・実践の方が、より高い欲求レベルにあるとも言えるでしょうか。

・「感謝の見える化」…これは、「ありがとう」「ご苦労さま」と言った声をかけることから始まりますが、「月間○○賞」「ベスト○○賞」などと対象や期間を決めて頑張った人に賞を与える、社員同士で対象者を選ぶなど、いろんな方法を工夫している会社をよく見かけます。経営理念に沿った自社に合ったしくみを作ることを、ぜひお勧めしたいと思います。金一封がなくても、オフィスの壁に堂々と表彰状が張り出されて、嫌な気がする人はまずないでしょう。

「会社の評価(外部評価)について納得を得ること」は、言い換えれば、経営者と社員の価値観の共有、円滑なコミュニケーションによって実現できるものだと言うことができると思います。

本記事は、関西e中小企業ラボFBページにも、掲載しています。

コロナ禍で多くの企業経営者が苦しい状況の中で新たな光を探し求めておられる今こそ、「いい人材を採用し、育てて、働きがいのある会社として成長したい」と考えておられる経営者の皆さまに少しでもお役に立つ情報をお伝えしたいと思っています。



このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
2021年07月15日16:17「働きがいのある会社」シリーズ その3
前回は、
仕事のやりがい = 自己評価 × 外部評価 あるいは 主観的評価 × 客観的評価
であること、そして、足し算ではなく、掛け算だということをお話しました。

なぜ掛け算なのかと言うと、片方だけが高い値(評価)でも、もう片方がゼロだと全体がゼロになってしまう、つまり、高い方の評価が台無しになってしまうからです。

自己評価が高い社員が、会社側の評価がきちんと受けられないと、結局、自己評価さえもダメにして、やりがいをなくし会社を去ってしまうなんてことは、よく見聞きしますね。
逆に、会社側が一定の評価をしても、本人の自己評価で納得感が得られていないと、せっかくの会社側の評価の効果が薄れ、やりがいが萎んでしまうこともよくあります。

これらの現象(自己評価と外部評価の不一致)は、何故起きるのでしょうか?
また、どうすれば防ぐことができるのでしょうか?

ここでは、まず、経営者の立場で考えてみましょう。
・経営者側がやるべきことのひとつ目は、社員に対して会社の評価に納得を得られるようにすること。
そのためには、
1)経営目標を明確にして、社員と共有すること
2)1)に沿った社員の評価基準を明確にし、かつ基準に沿った各人の評価結果を明らかにすること が必要です。
会社が何を目指していて、そのために自分の仕事のどういう点がどう評価されたのかを丁寧に説明し、納得を得ることが必要です。

・つぎに、各人が、どういう自己評価をしているのかを知ることも重要です。
会社の評価基準・結果と合致していればいいですが、個人の仕事観・価値観は様々で、例えば、高い営業成績をあげ、会社から高評価を得たとしても、そのこと自体にあまり肯定的な自己評価をしない人もいます。
上司にお尻を叩かれたというプロセスに不満があるとか、ライバルが自分よりさらに高い成績をあげたとか、結局、残業が増えて家族・プライベートの時間を犠牲にしたと感じているなど、理由は様々です。

仕事のやりがい = 自己評価 × 外部評価 ですから、
経営者にとっては、「会社の評価(外部評価)について納得を得ること」と、「自己評価がどうなっているのかを知ること」が、
仕事のやりがいを高めるための第一歩なのです。

本記事は、関西e中小企業ラボFBページにも、掲載しています。

コロナ禍で多くの企業経営者が苦しい状況の中で新たな光を探し求めておられる今こそ、「いい人材を採用し、育てて、働きがいのある会社として成長したい」と考えておられる経営者の皆さまに少しでもお役に立つ情報をお伝えしたいと思っています。


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
2021年07月13日12:02「最悪のシナリオを覚悟したから明るく対応できている」
先日、ある経営者に最近の経営状況をお伺いした時のことです。コロナ禍で厳しい状況にある経営者の方々に、ぜひご紹介したいお話です。

最悪の月は売上90%減となり、また休業や時短の要請もありという厳しい業界。その中で「社員の雇用を守る」ことを真っ先に宣言し、事業の継続可否について様々な決断と対応を続けておられます。

それでも、ご自身の苦悩・葛藤を表情に出さない姿に「経営状況の厳しい中で、社員さんに明るく接するのはしんどくないですか?」とお尋ねすると、
「コロナでよかったことは、自分も社員も考えたりトライする時間がたくさんとれたこと。」
「金融機関からの借入が増えようと手元資金をともかく一定量確保し、返済できなくなった場合の最悪のシナリオをシミュレーションしてみて、命まで取られることはないと腹をくくってから、明るくできるようになった。社員とも経営状況はしっかり共有している。」とのこと。

サラッとおっしゃいましたが、実際の数字や金額を交えた状況をお聞きしているだけに、すごく重みのある言葉です。

「悲観的に準備し楽観的に行動する」という言葉がありますが、正にそれを実践していますね、と言うと、うなづいておられました。

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
2021年07月06日16:51「働きがいのある会社」シリーズその2 「仕事のやりがい」について
前回は、「働きがい」って何? 「働きがいのある会社」とはどんな会社? ということで、「働きがい」は、「仕事のやりがい」と「職場の居心地」の両方を掛け合わせたものではないかと、お伝えしました。
今日は、ひとつ目の「仕事のやりがい」について考えたいと思います。

皆さんは、どんな時に仕事にのやりがいを感じますか?
・お客さまに喜ばれた ・上司に褒められた ・(営業成績などの)目標を達成した
・自らが開発など関わった商品がヒットした ・メディアなどに取り上げられた ・(社内外で)表彰された
他にも、いろいろあると思います。
1)結果が数字や形で出ること
2)顧客や上司など外部から明示的に評価されること
といった客観的評価あるいは外部評価が明確になることは、
本人にとって、たいへん「やりがい」を感じる要因だといえますね。

一方で、
・今日のプレゼンは会心のできだった
・この資料は自分で納得のいくできばえだ
・準備にベストを尽くしたので、本番が楽しみだ
など、自分自身で自分を評価できる状態にあるときも「やりがい」を感じるのではないでしょうか。

つまり、
仕事のやりがい = 自己評価 × 外部評価
    あるいは 主観的評価 × 客観的評価 ということができます。
やっぱり足し算ではなく、掛け算かな?

次回からは、経営者の皆さんが、社員の「やりがい」をいかに高めて、働きがいのある会社に繫げていくかについて考えたいと思います。

#関西eラボ では、コロナ禍で多くの企業経営者が苦しい状況の中で新たな光を探し求めておられる今こそ、「いい人材を採用し、育てて、働きがいのある会社として成長したい」と考えておられる経営者の皆さまに少しでもお役に立つ情報をお伝えしたいと思っています。

ご興味ある方は、ページへの「いいね!」をよろしくお願いします。

#関西eラボ #働きがいのある会社

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック