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オフィスKITS 代表 北口祐規子(中小企業診断士・ITコーディネータ)です。

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2021年08月23日21:52「働きがいのある会社」シリーズ その7 取組み事例(続)
皆さん、こんにちは。「働きがいのある会社」シリーズ その7です。

関西e中小企業ラボで「働きがいのある会社」づくりを担当しています。
当ラボでは、働きがいのある会社 = 仕事のやりがい × 職場の居心地 
つまり、働きがいのある会社になるためには、「仕事のやりがい」と「職場の居心地」の両方を高めることが必要だと考えています。
これまで、何回かに分けて、前者の「仕事のやりがい」について、お話してきました。
仕事のやりがい = 自己評価 × 外部評価 という掛け算であり、前回は、この「自己評価」「会社の評価」を工夫して、仕事のやりがいを高めている会社の事例をご紹介しました。

今日ご紹介する2社目の事例、B社は、会社の評価方法の改善前と改善後で社員の仕事のやりがいが大きく変化した事例です。
B社は、毎月月初の営業会議で、前月の営業実績データを詳しく分析し、営業部員個人ごとの評価を発表しています。しかし、担当する得意先は固定で、毎月の営業成績の評価の順位もほぼ決まっています。評価の低い社員は、毎月営業会議で同じように叱咤激励されるのですが、改善策が検討されず自分でもどうしていいかよく分からない状況です。
外部コンサルタントの私は、機会を得て、経営者や上司には報告しないことを条件に、社員ひとりひとりと面談したところ、何と10名ほどの中に「会社を辞めたい」と思っている人が3人もいたのです。そのうちの2人は、毎月叱咤激励されている社員、もうひとりは、そういう社風が嫌だということでした。
私は、個人名は伏せてこの状況を社長に報告し、会議の進め方の改善を進言しました。
使用する営業実績データは同じですが、個人の責任にするのではなく、「なぜ実績が上がらなかったのか?」「どんな対策をとるべきか?」について、全員が意見を出し、担当者にアドバイスすることにしたのです。もちろん、担当者自身も考え発言します。
改善は、社長のリーダーシップによって、翌月の会議から一気に進みました。
「会社の評価」が、単に数字を挙げることではなく、「会社全体の業績のためにどれだけ考え意見を出すか」に変わったことによって、経験やこれまでの実績に関係なく、若手やこれまで低評価だった社員にも評価される可能性が拓けたのです。
皆さんの会社でも、ひそかに「辞めたい」と思っている人はいませんか? 一度、振り返ってみてはいかがでしょうか。

本記事は、関西e中小企業ラボFBページにも、掲載しています。

コロナ禍で多くの企業経営者が苦しい状況の中で新たな光を探し求めておられる今こそ、「いい人材を採用し、育てて、働きがいのある会社として成長したい」と考えておられる経営者の皆さまに少しでもお役に立つ情報をお伝えしたいと思っています。

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