民主党の事業仕分けが国民から支持されている。

行政のムダ使いをやめるために、個々の事業を見直すこと。
メディアの影響力は抜群で、つい数ヶ月前までは聞いたことのなかった「事業仕分け」ということばが、一日中テレビや新聞で報じられていると、我々はもうすでに洗脳されてしまっている。
そして、民主党内閣の支持率にもつながっているようだ。

仕分けのためには、「ムダ」の定義や判断基準を明確にしないと、いけない。
一般的には、基準は、費用対効果、コストパフォーマンスだろう。

こうして「ムダ」(と判断された)事業のカット、廃止が進んでいく。
政権交代が実現したからこそ、可能になったんだろう。

粗っぽいたとえで恐縮だが、
ちょうど、引越しや家族の移動をきっかけに、
家の中の不要品を一気に整理するようなものだ。


しかし、私には一抹の不安も残る。
そもそも(国のビジョンにとって)必要のない事業については、カットが相応しいが、
必要だからと予算化されたのに、やり方が拙くて効果が出ていないものも結構あるように感じられる。ふだん、公的機関や施策に関連する仕事に関わる機会が多いので、余計に目に付くのかも知れないが・・・

これらの事業は、廃止するべきなのか、もっと効果的なやり方に改善してパフォーマンスを上げるべきなのか・・・きっと個々には十分時間をかけて見直すべきものもあるだろうな〜

いやいや、大掃除の途中で押入れから出てきたものをいちいちゆっくり眺めていては、いつまでも片付かず、かえって時間のムダ使いというものだ。

「使い道があるかもしれない」程度のものは、思い切って捨てる決断が必要なのだ。