不安定な気候のせいで桜が戸惑っているようだが、今日から新年度。
東京の夫からは、「入社式の新入社員を見ると、35年前1着のブレザーと現金2万円だけを持って大阪に就職したことを思い出す」とのメール。そう多分初任給が数万円の時代だったものね。定年まで数年残しているが、そろそろ次のステージのテーマを考える年代に差し掛かってきた。

そんなところに、我が街の市役所から『定額給付金関係書類在中』という郵便が届いた。予想どおり「世帯主が世帯全員の分の申請手続きと受給をする」ことになっている。

この制度が取りざたされている時から、我が家では話題にしていたのだが、金額の算出には国民個人の属性(年齢など)を反映させておきながら、給付には、世帯という概念を持ち出すのだろう?

これは、「個人ごとに手続きをしたら件数が多くなり経費がかかる」などという経費レベルの問題ではなく、国が、国民に相対するときに「個人」か「世帯」かどちらを基準に考えているかという根本的な問題なのに・・・

税金でも年金でも保険でも、共働きの妻として常に問題意識を持って対してはきた。現行制度では、支払は個人単位で2人分、受給は世帯単位で割り損、というのが大抵だ。善し悪しは別として、単身世帯が増え出生率が下がり、平均世帯人数が3人を切るという「個」の時代になっているのに、まだ「夫婦+子ども2人」という標準世帯が基準になっている。

我が家も、人数的には一応標準世帯だが、バイトも含めると家族全員が収入のある仕事をし、別々の銀行通帳を持って日々生活している。当然、息子達は自分の分の給付金は、自分で使いたいだろう。

19歳の二男などは、「18歳の高校生が2万円でなんで19歳は12000円なんだ。大学生の方がお金が要るのに・・・しかも親の口座に入るなんてうまい!」といって怒っている。

元々、国民には評判の悪かったこの制度。
せっかく「給付」してもらってもやっぱりすっきり喜べないなぁ。