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オフィスKITS 代表 北口祐規子(中小企業診断士・ITコーディネータ)です。

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2008年11月05日01:51時代は変わる〜女性診断士の活躍!5

連休明けの4日、東京で開催される「中小企業経営診断シンポジウム」に参加してきました。

このシンポジウムは、毎年1回開催されていて、診断士の論文発表が中心だったが、今年は午前中に牧場経営でせいこうされているタレントの田中義剛さんの基調講演、そして午後は、4つの分科会に分かれて、論文や研究成果の発表、そして、私が参加した、経営者の方と診断士がどのように関わり連携しているかというテーマでのトークセッションと盛りだくさんなプログラムでした。

この新たな試みである「経営者によるトークセッション」の企画を中心になって進められ、今日自らコーディネータ役を務められたのは、私と同じ年度に診断士に登録されたベテラン(?)の女性の方でした。また、分科会の総合司会は今年登録されたばかりの新人女性診断士の方でした。

診断士は、女性の構成比率が高まっている他の資格と違って、女性の割合は5%程度と従来からあまり増えておらず、いつも貴重な(?)少数派なので、彼女たちとご一緒できたのは、私にとってはたいへん嬉しいことでした。

また、午後からのプログラムの前に、マイミクさんでいつも鋭い切り口やテーマのブログで話題を提供してくださる「renge」さんと、初めて対面しました。子育てと両立しながら頑張っている診断士として、遠くから応援し時々ブログにコメントさせていただくだけだったのに、急がしい時間を割いてかけつけてくださいました。(rengeさんありがとう!公表しちゃいました。)


そして、圧巻だったのが、夕方5時からの優秀論文の表彰式。
優秀論文で名前を呼ばれた6名の方のうち、半数の3名が女性診断士。しかも最優秀論文(中小企業長官賞)も女性。本人はたいへん驚き緊張しておられましたが、私の記憶では恐らく初めての快挙です!

また、表彰された女性のうち、ひとりは2歳のお子さんのママさんで、会場にベビーカーが置かれ何と同行された支部長さんが、彼女の表彰の間、お子さんの世話をされていました。

子育てと仕事だけでも皆んな悩むのに、研究論文までまとめるなんて何とバイタリティ溢れる方!と感心すると同時に、それを診断士の組織として協会支部の支部長さんが支えておられるというのにも痛く感心しました。

あんまり思い出したくないことですが、私が幼稚園児の二男を連れてある診断士の集まりに参加したときに、家に帰ると「子供を連れて参加する人がいるような集まりには僕は出たくない」というFAXが届いて非難されたことがあります。

あれから10年余り、時代は変わるものだということを痛感しました。

最優秀論文、子育てと両立しての優秀論文、新たな取組みの企画・運営と、『変革の扉』という全体テーマに相応しい女性の活躍に、私自身がいい刺激を受けて励まされ、帰阪しました。

今日、お会いした皆さん、ありがとうございましたわーい(嬉しい顔)



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