日本では、長時間労働や日雇い派遣といった雇用をめぐる課題が山積で、ましてや昨今の株価の下落という状況では、「ワークライフバランス」なんて絵に描いた餅・・と、また後退しそうな気配ですが、先日ある雑誌で読んだ記事で、雇用に関する「フレキシキュリティ」という考え方が紹介されていて、なるほど〜と感じたので、ちょっとご紹介してみます。

「フレキシキュリティ」とは、柔軟性を意味する「フレキシビリティ」と安全・保障を意味する「セキュリティ」を合わせた造語で、「労働市場の柔軟性」と「雇用の保障」を両立させる考え方です。デンマークやオランダを中心にEU諸国の雇用政策のモデルになっているということです。

デンマークでは、「柔軟な労働市場=解雇もありうる規制緩和」と「手厚いセーフティネット」と「積極的な雇用政策=職業教育プログラム」が『黄金の三角形』として「フレキシキュリティ」政策の柱になっています。

また、オランダでは、フルタイムとパートタイムの単位時間当りの賃金格差が少なく男女ともパートタイムつまり「短時間で働く正社員」が標準的な働き方ということで有名です。


グローバル経済の競争に疲弊しているサラリーマンや、家事・子育てとの両立にあえぎながら働く女性にとって、日本にもぜひ取り入れてほしい考え方だと強く感じました。

★詳しくは、元の記事「週刊東洋経済10/25特大号」をご覧ください。