朝日新聞に新年から連載されている特集記事ですが、日本が一番豊かな時代に生まれバブル崩壊で「失われた10年」に大人になって「就職氷河期」に社会出た25〜35歳の若者のこととを指すそうです。
若者の間の「格差社会」、フリーターやニートの問題などいろいろありますが、
「創業塾」や「支援センター」などでの仕事を通じて、日頃私が感じているモヤモヤとしたことも、その一環なのかもしれないな〜と感じています。
モヤモヤの原因となっている彼ら&そのビジネスプランの特徴は、
・社会に期待しない、将来に希望を持たず、不安を感じている
・ひとつの企業での勤続にこだわらない、転職が多い
・理論的な展開はまずまずできる
・IT(特にネット)に対する期待値が大きすぎる
・お金持ちになりたいと思っているが、現実の生活は少ない収入で可能
・自分なりのミッション(使命感)や問題意識を持ってビジネスプランの構想を描がいているが、自己分析は甘い
・地道で現実的な戦略の構築やアクションはやや苦手
昨年だけでも、こんなビジネスプランをいくつも読み、また、実際にご本人にお会いしました。
どこからそんな発想がでてくるのかなぁ?・・と思うこともしばしばでしたが、彼らの育ってきた時代背景、それを作ってきた大人たちにも原因はあるんだな〜
「今の若い者は・・」とはいつの時代にも言われる言葉ですが、育ってきた時代背景や環境が違えば、考え方やライフスタイルが違うのは当たり前だけど、もし希望が持てない、期待できない社会の姿を大人たちが作ってきたのだとすれば、私たちにも責任の一端はあるのかも知れません。
そんな気持ちも持ちながら、今年も「創業支援」や「キャリアアップ支援」に微力を尽くしたいと思います。
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コミュニティもあるよ!