【森発言のどこが問題か】
JOCの森会長の発言が物議をかもしていますが、この発言のどこが問題なのかについて、「話が長いかどうかは男女差ではなく個人差」とか「会議の進行役の問題」とかいうのは、少し違うのではないかなと感じます。ましてや「会長として長年苦労してきたんだから」というのは、問題のすり替えです。
ラグビー協会の初の女性理事になられた方も「私のことかな?」と言っておられますが、これまで同質で同調・忖度するメンバーばかりだった会議に、(女性に限らず)異なる属性のメンバーが入ると、これまでとは違う多様な意見が出て議論が深まり時間がかかるのは、極めて当然のことだと思います。シャンシャンで終わらずに議論を活発にしているということを、プラス評価してもいいのではないでしょうか。
五輪の理念や精神に則って、男女平等だけでなく、多様な属性の人たちが臆することなく自分の意見を発することができる環境を作っていくことが、責任ある立場の方の役割だと思います。