ママさん診断士のてんてこまい日記

ママさん中小企業診断士&ITコーディネータ事務所「オフィスKITS」代表です。 大阪はじめ関西の中小企業のコンサルティングや人材育成支援をメイン業務としています。 女性診断士の会「ピザの会」の活動も頑張っています。 プライベートでは、息子2人と孫1人、日々ぬくもりを感じながらマイペースで暮らしています。

企業の経営とIT・人材育成・キャリア開発について、中小企業の経営者や起業家の皆さまを全力で支援する、不安を安心に変えるあなたのビジネスパートナー オフィスKITS 代表 北口祐規子(中小企業診断士・ITコーディネータ)です。 皆さんのお便りお待ちしています。

ヤフー新CEO、秋に出産予定

Twitterで「ワーク・ライフ・バランス」というキーワードのツイートをずっとウォッチしていて、偶然こんなニュースを見つけました。

米ヤフーの次期CEOが、37歳の女性で、妊娠7ヶ月で秋に出産予定あること。さらには、グーグル社からの転身であること。 日本の経営陣にはついていけないだろうな〜

全く知らない人(当然!)だけど、全世界の女性のためにも力を発揮して欲しいです。

元記事は、こちら →  http://jp.wsj.com/Life-Style/node_479759


グーグル社といえば、昨年11月に、東京の女性診断士の会”Ami”の設立20周年記念シンポジウム&パーティ「Ami for the NEXT!」での、「女性力を活かす! グローバル水準の働き方に学ぶ」 というテーマで、グーグル社の新規事業開発アジア太平洋地域統括本部長マスミ・オオサキ・ラインダーズ (Masumi Osaki Reynders) 氏の基調講演を聞いたことを思い出しました。

彼女は、アメリカ生まれの日本人で、二人の育児をしながら、上記統括本部長という要職をこなす、スレンダーな女性でした。

詳しくは、拙ブログ「Google社のダイバーシティ戦略」(http://kits.livedoor.biz/archives/52228294.html
をご覧ください^ー^

「このひとに聞く『我が社に欲しい人材』」シリーズ〜連載を終えて〜

ずい分久しぶりのブログ更新となりました!

昨年夏ごろから、女性のキャリア・転職情報サイト「フォーダブルキャリア」(http://www.fourw.jp/)の中で、「このひとに聞く『我が社に欲しい人材』」シリーズというコーナーを担当し、毎月一社、一年間で12社のインタビュー記事を掲載させていただきました。

今月で一応最終回となり、ホっとするところもありますが、約1年間、毎月の連載ということ、インタビュー相手(企業)を見つけないといけないことなど、たいへん勉強になることがたくさんありました。

これまで連載は4ヶ月(4回)くらいしか経験がなく、しかも自分自身で記事が書ける内容だったので、
ターゲット企業の選定→アポ取り→インタビュー訪問→原稿起こし(→確認→修正)→納品のサイクルを、(他の仕事の合間を縫って)毎月繰り返すことは、なかなかハードで、いつも締切ギリギリ、インタビューに協力いただいた企業さまや関係者の皆さまには、ずい分ご迷惑をおかけしました。
女性経営者の登場の機会を増やそうという思いから、女性経営者と男性経営者とを毎月交互のご紹介することをポリシーにし、女性経営者の方々には快く引き受けていただきました。
また、ほとんど初対面の経営者も数名おられたのですが、皆さん快くお引き受けいただき、長時間のインタビューや社内の見学に対応いただきました。改めて、感謝とお礼を申し上げます。

インタビュー記事の執筆・掲載に当たっては、シリーズとしての主旨や一貫性を保ちつつ、毎月の各社さまのアピールポイントを紹介させていただくように、工夫したつもりです。当然のことですが、WEB掲載という
ことで、ターゲット層は(女性、キャリア、転職というキーワードはあるものの)不特定多数であり、コンテンツの提供者にとって、デメリットが生じないように気をつけながら、このコーナーの主旨を理解し納得・共感していただける記事を目指して努力してきました。


ここでは、毎月の記事ついて、企業名とアピールポイントのごく一部だけをご紹介させていただきます。
(奇数番号が女性経営者、偶数番号が男性経営者。業種は、製造業からITベンチャー、医療・介護まで様々です。)

ハグルマ封筒株式会社
  女性には「感性+経営知識」の両面を磨き、お飾りではなく「稼げる人材」になって欲しい

株式会社ディプロム
  自分の会社だと思って、自分の能力を高める環境を 自分で創り出せる社員であってほしい

石堂硝子株式会社
  会社の価値観と自分の価値観の両方を持って行動する自立した社員を求めます
  for my lifeプロジェクトで、人生を濃く生きる ワーク・ライフ・シナジーを考えています

司法書士事務所ともえみ
  経営者の思いに共感できる人、同じ価値観を共有できる人を求めます

┳式会社万福
  資格取得応援制度で、社員の資格取得を応援しています。 社長もチャレンジしています。

日本電子工業株式会社
  職場での自分、家族と過ごす自分、プライベートな自分、女性の人生を3倍楽しんで欲しい!

Εリロン化成株式会社
  女性には、男性のように働くのではなく「女性として」働く存在であってほしい!

コ式会社プロアシスト
  働き方の「多様化特許」を持った会社で力を発揮して欲しい

こ式会社ナビバード
  何をすべきか、前向きで先を読む情報力、判断力をもっていて欲しい

3式会社メルキュール
  会社の成長と個人の目標のベクトルが合っている幸せを感じて

医療法人三宝会 南港病院
  自分が属している社会・組織を大切にし、愛してくれる人材が欲しい

ヽ式会社ユミコーポレーション
  資格や専門知識だけでなく、人間としての魅力を磨いておいて欲しい

記事の詳細、全文は、このひとに聞く『我が社に欲しい人材』シリーズ(http://www.fourw.jp/srs/2/)をぜひご覧ください。

シリーズを通じて、「人間力」「ベクトル」「あいさつ」「価値観」などが、複数の企業から共通してお聞きしたキーワードです。さらに、最終回には、共通ポイントとして、次の3つを挙げさせていただきました。

 ・企業の目指す方向や価値観を共有できる人
 ・自分の人生や家族を大事にできる人
 ・女性であることに甘えず驕らず、誠実で向上心のある人


人材をうまく育成し活用している企業が、どんな考え方をしているか、経営者や管理者の方々にも、そして、求職中の方や自分のキャリアに悩んでいる方々にも、一片の参考になれば嬉しく思います。


<追記>
毎日、読んでくださる方があるのに、申し訳なく思いつつ、ブログ更新が滞って申し訳ありませんでした。
この間、公私ともに変化が大きく、書けないネタが貯まってしまいました。
ぼちぼちではありますが、再開したいと思います。引き続きのご愛顧お願いいたします。

仲間が出版「伸びる会社はここが違う!」

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私が大阪府の中小企業支援センターのPMだった時代に一緒に仕事をさせていただいた診断士仲間の方4名が、共著で本を出版されました。仲間の出版、嬉しいです。30社の事例の中には、BMBの仲間も複数紹介されています。皆さんもぜひ読んでみてくださいね^ー^

↓ 書籍はこちらです ↓
http://www.shuppanbunka.com/books/4556/index.html

女性の転職・求人・仕事・キャリアアップの悩みに役立つ情報発信サイト「フォーダブル キャリア」

昨年9月から、女性のための情報発信サイト「フォーダブル キャリア」(http://www.fourw.jp/)に記事を連載しています。

ひとつは、私自身が担当している、「経営者に聞く」シリーズ。毎月、様々な業種の中小企業経営者を訪問、『我が社に欲しい人材』] をテーマにインタビューし、記事にまとめてアップしています。(http://www.fourw.jp/cgr/2/

これまで6社分の記事をアップ済みですが、取材は2ヶ月分ほど先行していて、現在、8社にお伺いしたところです。製造業、IT業、病院、介護事業、ネット通販・・・様々な業種で人材についてのいろんな考え方をお聞きしていますが、実は、各社とも共通して必ずおっしゃることがあります。

それは、「企業経営にはいい人材の確保が不可欠であること」、そして、「いい人材の一番の条件は素直であること」です。文字にすると、とてもシンプルで簡単なことのようですが、毎月、訪問先の経営者の方々の生の声やご苦労をお聞きして、改めて、その言葉の意味深さをかみしめています。

また、取材時には、意識的に、女性の人材活用についての実態や考え方や本音を聞き出すようにして、あまり世間一般には知られていない女性の活躍の可能性をご紹介しようと、工夫しています。

毎月アポ取りから原稿の締切まで、骨の折れる仕事ですが、気づきや出会いも多く、これからも楽しみながら続けたいと思っています。


もうひとつは、女性中小企業診断士の会「ピザの会」のメンバーが、リレー式に担当しているビジネスコラム『自分の好きなことを仕事にして“HAPPY”になるための道しるべ』(http://www.fourw.jp/cgr/4/)。24回目シリーズの最終回が、アップされました。

現在、このコラム欄の記事をベースに、冊子化も企画中です。近々、皆さんにもお届け出来ればと思います。
普段は、各自別々の仕事をしているメンバーで、全体構成と原稿の分担を決めて、一貫性のある記事にするのは初めての試みでしたが、執筆メンバーの協力のもと、ここまで進められたことにたいへん喜びを感じています。

さて、次回からは、第2弾として、「はじめたビジネスを継続し発展させるために」というテーマで、引き続き、ピザの会のメンバーがコラム欄を担当いたします。
今後は、シリーズ性をより高めるために、主人公を登場させ、物語風(?)に話が展開していくようにしています。主人公は、最初のコラムを読んで勉強し、 万全のビジネスプランで、こだわりの雑貨屋さんをオープンしたあゆみさん。彼女のお店をモデルに、開業後に起きる様々な問題や悩みにどう立ち向かい、乗り越えていくのかについて、解説していきます。

これまでご覧いただいた方は引き続き、また、初めての方はバックナンバーも読めますので、ぜひ一度、当サイトにお立ち寄りください。
(なお、現在、記事全文を読むには、会員登録が必要ですが、プライバシーポリシーもきちんと運営されていますので、ぜひご登録いただき、記事を楽しんでください。






新年のご挨拶

年賀状2012-1
年賀状2012-2

明けましておめでとうございます。今年も、公私双方でたくさん年賀状をいただき、ありがとうございました。写真は、今年の公私2パターンの年賀状です。リアルの住所を存じ上げず年賀状を失礼した方にお届けいたします。


元旦の大阪は穏やかなお天気で、家族皆元気でおせちをいただくことができました。ありがたいことです^ー^

今年の年賀状には、同世代の方が男女とも定年前に「早期退職しました」というのが目立ちました。ずっと働き続けてきた二人の女性(高校の同級生)からも退職報告をいた;だきました。一方、世界各地からの旅行写真入りの年賀状はグッと減ったように感じました。

一方では、facebookなどで親しくコメントし合っている方でも、リアルの住所を存じあげず、年賀状の住所録とかなり不一致があることも判明しました。

リアル⇔ネット相互のコミュニケーションの融合を、今年はさらに進化させたいなと感じています。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。



Google社のダイバーシティ戦略

年末にあたって、今年参加したイベントの中で、ぜひこれだけはご紹介させていただきたい。

11月5日東京の女性診断士の会”Ami”の設立20周年記念シンポジウム&パーティ「Ami for the NEXT!」に参加してきた。(http://www.cs-office.co.jp/ami/

シンポジウムの第1部は、「女性力を活かす! グローバル水準の働き方に学ぶ」 というテーマで、
グーグル社の新規事業開発アジア太平洋地域統括本部長マスミ・オオサキ・ラインダーズ (Masumi Osaki Reynders) 氏の基調講演。

第2部は、「女性診断士 〜明日に向かう夢〜」と題して、新旧の女性診断士によるパネルディスカッション。
私は、大阪の女性診断士代表(ピザの会代表)として、パネリスト5人のひとりとして、ご招待いただいたわけである。パネリストのうち私を含めたベテランの部3名は、1995年阪神大震災の翌月に、「企業診断」という雑誌の女性診断士の座談会にも招待いただいたメンバーで、今年、東日本大震災の年に再開したのも、何かの縁であろう。

さて、ご紹介したいのは、第1部の講演。(日が経っているので、記憶が定かでない部分はご容赦を…)
マスミさんは、自ら「自分はアメリカ人」とおっしゃるアメリカで生まれ育った女性で、日本語には自信がないと言いながら、日米両方の大学で法学を勉強された法律の専門家である。また、プライベートでは、幼い2人の子どもを持つワーキングマザーでもある。
プロフィールを聞いて、どんなバリバリのキャリアウーマンが現れるかと思いきや、登場したのは、夫が選んでくれたというオレンジ基調の素敵なニットドレスのスレンダーな30代半ばくらいの女性。

黙っていたら、グーグルのアジア太平洋地域統括本部長だとは、恐らく想像できないだろう。

自信がないという日本語で、ひとつひとつ慎重に言葉を選びながら、グーグル社のダイバーシティ戦略について、公開可能な範囲でと断りながら、きちんとしたデータも示しつつ話してくださった。

その彼女の言葉で一番印象的だったこと、感動したことは、
「いい商品・サービスを提供するためには、世界中に国籍・人種・宗教・性別・年齢・・・多様なグーグルユーザがいるのと同じ比率で、グーグル社内に多様な人材が活躍する場を設ける必要があるというのが、グーグル社の考え方である。」
とおっしゃった言葉である。
日本の企業には、顧客の多くが女性であるにも関わらず、男性ばかりが商品開発に当たっているようなところも、未だあるというのに比べると、ずい分と隔たりがある。

ダイバーシティとは、単にマイノリティに配慮するというような考え方ではなく、「多様性をあるがままに受け容れること(受容)である」ということが、ごく自然に戦略に組み込まれている。なんと素晴らしいグローバル企業戦略!

一年の終わりに当たって、ブログを読んでくださる皆さんと、ぜひこのことを共有したかった。

ほんとに、納得できた講演だった。


変わって、第2部のパネルディスカッションでは、事前の打合せもほとんどなく、夜中にメールで意見交換しただけのぶっつけ本番だった。さらに、結局、私はいつものように、準備したストーリーをその場でかなりアレンジしてしまったのだが、会場の方々には、ある程度思いを伝えられたように感じていた。実は、マスミさんが、前列で大きく頷いてくださったことがすごく励みになっていたのである。
シンポジウム終了後のパーティでは、マスミさんは多くの方々に囲まれ和やかに楽しんでおられたので、控え室で少しお話ししていた私は遠慮していたのだが、パーティーの終了間際に彼女が私のところにきて、「北口さん」と呼びかけた。

「北口さんが、パネルディスカッションで言っていたことは、たいへん重要だと思います。私も同じ考えです。グーグルも実際には講演で紹介したようには、なかなかうまく行きません。でも、あきらめずにお互い頑張りましょう!」と握手を求められた。

北口さんが言っていたことというのは、「女性は結婚もする、子どもも産む。そして仕事もする。生身の人間としてあるがままに働ける世の中でありたい。」・・・恐らく、この辺りのことだったろう。

グーグル社のキャリア女性と、思いを共有できたこと。私にとって、今年の大きな収穫である。

嬉しかったこととして、最後に少し付け加えました。


では、皆さま、来年がどうぞ良い年でありませすように!

成長パラノイアからの脱出

先週末、放送大学大阪学習センター開設20周年記念講演会で、阪大名誉教授の川北稔氏の講演を聞く機会があった。

会場は、淀屋橋駅から少し西に入ったところにある「大阪倶楽部」という大正時代の建物。初めて訪れたのだが、英国風会員制社交倶楽部としての歴史が100年も続いており、現在も会員1200名余(平均年令72歳)という、私の日常とは少し異次元の世界であった。(地図と写真

さて、講演のテーマは、「東日本大震災と世界システムのゆくえ−歴史の見方−」。講師の川北氏は、我が国のイギリス近世・近代史の第一人者らしい。

クリスマスモードの落ち着いた室内装飾の施されたホールで、地下鉄御堂筋線の事故のため、10分ほど遅れて講演が始まった。

まず、王国と帝国の違いを話される。王国には王様、帝国では皇帝が統治するが、帝国はできるだけ統治領土を拡げるために内乱(内部の競争)をさけるのに対して、小さな王国がたくさん存在する近世の西ヨーロッパでは、これらの王国(独立した主権国家)が互いに経済競争をしあって発展してきた。

つまり、帝国では内部に競争や成長がないのに対し、近世ヨーロッパでは、「成長パラノイア」に取り憑かれてきたと言える。パラノイアというのは、「偏執狂」と訳され、昨日よりも今日、今日よりも明日。ライバルよりも先に、日々成長しなければならない、経済は成長しなければいけないと、やっきになることを指した表現である。

氏は、これがヨーロッパを中心とする近代の「世界システム」であり、経済の成長を支えてきたので、「パラノイア」は必ずしも悪い意味だけを指すものではないという。

そして、黒船来航・開国・明治維新と辿った我が国の近代史も、外から見れば、日本がこの「世界システム」に組み込まれたと解釈できるのだそうだ。

こうして今や世界システムは、西ヨーロッパから、アメリカ、日本、ロシア、中国にまで及び、世界中が経済競争に組み込まれている。「成長パラノイア」は、一度組み込まれると、脱出することは難しいらしい。交通や通信網の発達もあり、地球規模で世界はひとつのシステムに組み込まれてしまったかのようだ。

私たちは、世界=地球と何気なく思っているが、この世界システムが広がるまでは、キリスト教の世界、イスラムの世界をはじめ、◯◯の世界という独自の世界(システム)が、各地にいっぱいあったとも言える。

しかし、今では、世界中がヨーロッパ起源の世界システムの中にあって、「成長パラノイア」に取り憑かれている…

そうだよなぁ〜私たちの毎日はまさに「成長パラノイア」の中で、時間と戦いながらあくせく働き、働くだけではない、新しいことをどんどん勉強して成長しなければ置いてかれるとばかりいろんなことを貪欲に学んでいる。
仕事の場面でも、企業に「成長しなければ存続できませんよ」とアドバイスしている。


納得したところで、氏の話は先に進む。
アメリカにおける、9・11やリーマンショック、そして、東日本大震災での原発事故などが続き、50年くらいの長期サイクルでみると、この「世界システム」が変化している時期にあるのではないか。

節電・脱原発で、いかに経済成長できるのか?

「成長パラノイア」も、たかだか数世紀の話である。歴史学者の氏から見ると、中世の世界システムに戻ることはないけれど、この世界システムも、そろそろ次のシステムに移行するのではないかと、解釈できるようだ。

津波と原発でわかったことは、我々は自然には勝てない、しかも、自分たちが作った道具が自分たちの命と安全を脅かし向かってくるということだ。

さて、私達は、成長パラノイアから、脱出できるのだろうか?
ヨーロッパのEUのような、ぼんやりした緩やかな国の連携体が、今後の世界のあり方を試行しているのかも知れない。急成長しなくとも、長期的に見ればフラットながらも成長している世界システム。

次は、どんなシステムなのかは、明言を避けられたが、最後に明確におっしゃた。
歴史を見ても、「天然の災害でそのまま潰れた社会はない」そうだ。

「成長パラノイア」を核とする近代世界システムの中で復興するのか、はたまた、別の新たな世界システムへの移行が始まっているのか、自分自身もしっかりと、考え見極めたいと思う。


頭を必死で働かせた約90分の講演は、たいへん新鮮で有意義だった。

慌ただしくも有意義だった海外研修旅行

11月19日(土)の夜から23日(水)にかけて2泊5日で、中小企業診断協会大阪支部の年に一度の恒例行事、海外研修旅行に参加してきました。

私は今年で3回目ですが、これまで、台湾、ベトナム、シンガポール、オーストラリアと、同じ日数で目的地がどんどん遠くなり、遂に今年は、何とドバイ&ミラノというスペシャルな企画。

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深夜の関空からエミレーツ航空で出発し、翌朝 夜明けの生暖かいドバイ空港に到着。まずは、キンキラキンの町と、ラクダとイスラム教信者の町という両面を見学しました。
博物館には、1960年代から2000年代まで、石油の発掘とともに繁栄していく町の様子が展示やビデオで紹介されていました。

その日のうちに、今度は、ミラノに向かって再度エミレーツ航空で出発。夜霧に包まれ、吐く息も白いミラノの町に到着しました。地球の自転に逆行しているおかげで、一日の長いこと。(時差は、ドバイで5時間。さらにミラノまで3時間。計8時間です。)

同行した、二男のお腹の調子がいまいちだったので、この日は、ホテルの部屋でおとなしく休息です。

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翌日は、この旅行のメインイベント、ミラノ市内のジェトロ訪問と、さらに北に進んでコモ湖の近くにある、絹織物の工場の見学。イタリアは、首都はローマですが、経済・産業の中心はミラノということで、大阪とも姉妹都市になっているそうです。ちょうど、政治の不安定な時期の訪問でしたが、町はいたって静か。高齢化社会、若者の高い失業率、国内の南北の経済格差‥など、日本とも通じる様々な問題をかかえているのですが、皆さん、その中で芸術や文化を大切にしながら、悠々と生活しているような印象を受けました。

個人的に興味を持ったのは、人口6000万人弱(日本の半分弱)の国で、1人企業数が260万もあることです。
統計の定義が少し違いますが、中小企業が多いと言われる人口1億2000万人の日本で、1〜4人の従業者数の企業数が350万弱ですから、個人事業者の数は、イタリアの方がかなり多いと言えそうです。

企業に依存しない生き方、自立した生き方ができやすいと読むのは、飛躍しすぎでしょうか?

ミラノ風ドリアと、カツレツの昼食の後、午後から訪問した企業でも、自由な服装、ヘアスタイルの人達が工場で働いているのを見て、5Sの徹底された日本の生産現場に慣れたおじさん(失礼!)からは、「これで大丈夫?」の質問が相次ぎましたが、「何が問題なのか?」と、議論が噛みあわない一幕もありました。

それでも、優れたデザイン力の絹製品を生み出し、アウトレットショップやビアホールまで併設して事業の多角化を図り、地元コモ市の産業の中心として貢献されているとのことでした。

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夕暮れの美しいコモ湖は、スイスとの国境に近く、北海道のような雰囲気でした。

ミラノに戻っての夕食は、すごかったです。何がって、お料理は美味しいけど、量が半端じゃない。決して少食ではないのですが、メインディッシュの前にすでにお腹がパンパン。ワインも3種類いただいて、この旅行中で一番充実した食事でした。

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翌日は、ミラノ市内の観光。アーケードを抜けたところ、ドゥオーモ広場に大聖堂が突如現れたときには、一同、「オオ−ッ」と歓声があがりました。

僅かなショッピングタイムには、中国人のバイイングパワー(購買力)に感心しましたが、何とか息子のブランドショッピングの目的を果たし、帰路のドバイへと飛び立ちました。

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ドバイに着いたのは、深夜ですが、さすが、24時間営業のハブ空港。ショッピングも食事も、今が深夜(現地時間)であることを感じさせません。個人的には、シーフード・バーに行きたかったのですが、息子の希望で、現地のマクドとハーゲンダッツで一休み。

関空に向けて、帰りも長〜いフライトでしたが、偏西風のおかげで行きよりは短く感じました(実際短いのですが)。

「ティ〜?(tea)」と短い声で通り過ぎるCAさんよりも、「紅茶はいかがですか?」と優しく微笑みかける日本人CAさんに、ホッとするものを感じながらも、ルネッサンス時代からの建造物を大切にしているミラノ、20世紀から21世紀の繁栄の象徴であるドバイと、短期間に異なる都市を経験できたことは、たいへん勉強になったと感じています。

同時に、ドバイには、UAE(アラブ首長国連邦)の国旗が、ミラノには、イタリアはもちろん世界各国の国旗が街中のいたる所にあるのも、目につきました。

現代の日本では、国旗を持っている家庭も少なく、小学校の運動会か右翼の街宣車くらいしか見かけることが少なくなっていますが、自分の国を大切にし、誇りを持ちながら、グローバルな経済環境をしっかり見据え、また異文化の交流を深める必要があるなと、実感した旅でした。

ピザの会主催「第7回ビジネスプランコンテスト」開催報告

大阪の女性中小企業診断士の会である「ピザの会」が、新たな事業をはじめようという方のビジネスプランを審査し応援しようと、コンテストを初めてから、今年で7回目を向かえました。
(私は、ピザの会の設立以来の代表者(言いだしっぺ)なのです。)contest2011-zentai
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さて、今年は、11月12日(土)に開催。
会場は、いつもの「たかつガーデン」ローズの間このコンテストは、「おんなが選ぶ」「みんなで選ぶ」がコンセプトで、ピザの会メンバー(全員女性)に加えて、書類審査を通過して自分のプランのプレゼンテーションを行う5組の方、そして会場審査員として参加された方々(男女)の全員で、5組のプランを審査し、合計点で、金賞(賞金10万円)・銀賞(賞金5万円)などを決めるのです。

今年は、会場参加者が30名(+2人の幼児…子連れ参加のため)。
椅子がきっちり満席という盛況下で、熱のこもったプレゼンテーションが続き、その結果、次のように受賞者が、決定しました。

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金賞10万円 「ARTCA」 稲垣智子さん
〜プロの美術作家による小学生対象の絵画・芸術教室「アートカ芸術教室」〜



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銀賞 5万円 「TE TO TE」 鶴岡 香さん
〜ギャラリー併設のアパレル及びアパレル雑貨販売〜


詳しい報告は、ピザの会のサイトをご覧ください。
ピザの会では、今年受賞された皆さまのビジネスプランをご支援するとともに、来年度もコンテストを開催する予定です。来年度は、あなたもチャレンジしてみませんか?

facebookの活用

最近、毎日のように各地で「facebook勉強会」が開かれていますね。
皆さんもfacebookやっておられますか? どんな風にお使いですけ?

私も、自分のHP開設、ブログ開始、mixi、Twitter、facebookと、自分の興味・関心と、世の中の浸透度合い、中小企業支援という仕事の上での必要性との兼ね合いで、少しずつ発信手段を増やし、SNSツールの利用を進めてきました。

元々、「コンピュータ室で大量のデータ処理をする」時代から、情報工学に興味をもち専攻してきた人間ですが、それから30数年、技術の進化と時代の変遷を実感しています。

そして、昨夜、ふと思いついて、自分の業務用のfacebookページ「オフィスKITSのページ」を作ってみました。
「ふと思いついて」作れるところが、このツールのすごいところですね。

まだまだ、コンテンツの充実はこれからですが、よろしければ、「いいね!」をどうぞよろしくお願いいたします。

こちらです ⇒ 「オフィスKITSのfacebookページ」

そして、皆さまもごぜひ自分のページ、自社のページをを作ってみてください!

プロフィール

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企業の経営とIT・人材育成・キャリア開発について、中小企業の経営者や起業家の皆さまを全力で支援する、不安を安心に変えるあなたのビジネスパートナー

オフィスKITS 代表 北口祐規子(中小企業診断士・ITコーディネータ)です。

皆さんのお便りお待ちしています。

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    ご訪問ありがとうございました  ^-^

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