ママさん診断士のてんてこまい日記

ママさん中小企業診断士&ITコーディネータ事務所「オフィスKITS」代表です。 大阪はじめ関西の中小企業のコンサルティングや人材育成支援をメイン業務としています。 女性診断士の会「ピザの会」の活動も頑張っています。 プライベートでは、息子2人と孫1人、日々ぬくもりを感じながらマイペースで暮らしています。

企業の経営とIT・人材育成・キャリア開発について、中小企業の経営者や起業家の皆さまを全力で支援する、不安を安心に変えるあなたのビジネスパートナー オフィスKITS 代表 北口祐規子(中小企業診断士・ITコーディネータ)です。 皆さんのお便りお待ちしています。

「終身雇用」の終焉?

先日の経団連会長の「終身雇用なんてもう守れない」発言に続いて、今度は、トヨタの社長が「終身雇用守るの難しい」と、“限界”発言をされました。
「雇用を続けている企業にインセンティブがあまりない」などと述べ、今のままでは継続は難しいとの認識を示し、一方、中途や派遣の社員が増えているとして、「やりがいのある仕事に就けるチャンスは広がっている」と述べられたようです。
http://news.livedoor.com/article/detail/16452977/

働く人たちにとっては、経営者(強者)の身勝手な論理と受け取るフシもあるかも知れませんが、私は、働く人たち(私たちひとりひとり)が、自分の働き方を見直し、自分の人生設計を自分の手に取り戻すチャンスと捉えたいと思っています。

そもそも「終身雇用」「年功序列」の蚊帳の外にいた女性だから、蚊帳の中の人よりは早く気付いたのかも分かりませんが、「自分の働き方は自分で決めたい」し、決めるべきだと考えます。

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先日出版した、著書「働き方を会社にまかせない~〜これからの時代の「自分らしい」を創るために〜」は、このことを皆さんに伝えたくて書いたものです。
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【出版のお知らせ】働き方を会社にまかせない〜これからの時代の「自分らしい」を創るために〜

4127Eede9xL._SX344_BO1,204,203,200_『働き方を会社にまかせない〜これからの時代の「自分らしい」を創るために〜』 というタイトルの書籍を、Amazon「オンデマンド(ペーパーバック)」で出版しました。

「働き方改革」の時代は、「自分の働き方やキャリアを自分で決める」時代! 
中小企業診断士が経営とキャリアを磨くことの共通点に着目し、誰もが自分の人生の経営者として、経営者の視点でキャリアについて考えることを分かりやすく述べた書 という内容の本です。

これまでに研修や相談などでお伝えしてきた内容をまとめる機会をいただき、出版にこぎつけました。
企業や組織の中で働く方にも、また、自分で独立・起業して働く方にも、あるいは、副業・複業を持つ方にも、キャリアの考え方の参考にしていただければと思います。

ぜひ、ご一読ください!
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本の内容に準じた研修・セミナーも喜んで承ります^−^

※補足:「オンデマンド(ペーパーバック)」は、普通の本とほとんど変わらない紙の本ですが、文字通り本の内容データのみをアマゾンが保持していて、注文が入ったら(オンデマンド)一冊一冊印刷して、購入者に送るシステムです。
普通の出版のように、数千冊、数万冊と出版社が印刷して保管だ配送だ返品だとしたりせず、注文が入ってから一冊ずつ印刷する、という、ある意味「エコな出版システム」なのです。
勧めてくれたベンチャー企業の応援の気持ちもあって、今回の企画となりました。

皆さん、下記サイトからのご注文、応援よろしくお願いいたします^−^

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「令和」はどんな時代に?!

reiwa新元号が「令和」と決まって、改めて私にとっての「昭和」「平成」を振り返りながら考えた。

昭和は、私にとって高度成長とともに育ち、成長した時代だった。
「ALWAYS 三丁目の夕日」に描かれているような子ども時代、小学4年生の時に東京オリンピック、高校に入学した年が大阪万博と、高度成長時代の夢のある経済成長を満喫し、これからはコンピュータの時代だと、理系クラスから理系の学部に進学した。
卒業後は、システム会社に就職。子育てとの両立を目指して、長男出産後も仕事を続けた。女性の働き方は、今より限定的で様々な不均等待遇もあったが、逆に、1985年の男女雇用機会均等法とともに男性のような働き方はできないと退職。フリーランスのはしり(?)となった。
システムをもっと経営の役に立つように提案しなければと思い、「中小企業診断士」の資格と出会ったのが昭和の最後。昭和63年に1次試験に合格した。

平成元年に、消費税導入とともに二男を出産(当時は、出産にも「消費」税がかかった)。そして、翌年2次試験に合格、晴れて診断士登録となった。女性診断士が、今よりさらに少ない時代。「女性」×「情報部門診断士」はそれなりに希少価値があり、登録から5年目で大阪の診断協会の理事の一員に入れていただいた。平成の最初の約20年間は、仕事と子育てを自分なりにこなすのが精一杯で、自分としては一番忙しく、けど充実した時代だったと思う。夫の実家への帰省、息子たちの将棋の大会や野球の試合の応援で、あちこちに行けたけど、家族そろって自由な旅行には行けなかった。
二男が、大学に入って下宿生活を始めたころから、子育てとの両立の「タガ」が外れ、仕事の比率が拡大。調子にのっていたら、平成24年、早期退職で第2の人生の緒に就いたばかりの夫が病に倒れ、私の仕事もセーブし闘病克服を目指したが、翌年無念にも帰らぬ人となってしまった。

平成最後の数年は、自分自身年齢的にも健康には気を配るようになったが、今までで一番自分の好きなように時間を使える状況にある。仕事では、よろず支援拠点の立ち上げから今も継続させていただいているし、自分なりの考えを文字にする機会もいただいた。プライベートでは、自分の老後ののため、自宅を新築・転居したし、二男が結婚・出産し孫が誕生した。
私にとっての平成は、国の経済は低成長だが、個人的には幸い災害を被ることもなく、仕事と家族のため、そして最近では自分のために、多忙だがそれなりに充実した時代だったと言える。仕事でご一緒させていただいた方にも家族にも、改めて感謝しなければと思う。

そして、来月から「令和」。夏には、平成元年生れの両親をもつ、令和元年生れの孫が誕生する予定で、楽しみが増えそうだが、孫たちのためにも、平和で穏やかなそして多くの人々が幸せを感じられる時代になって欲しいと切に願う。
そのためには、昭和のシステムから脱しきれずにもがいた平成よりも、新たに人類の存続のための持続可能な仕組みを構築することが求められるように思う。自然環境もエネルギーもしかり。人間社会の仕組みもしかり。
私自身は、その活動にどれだけ参画できるか、いつまで活動できるかは定かではないが、3つ目の元号の時代を受け身にならずに、生きられたらなと思っている。
 

【ダイバーシティ・コンサルタント養成講座】(大阪校特別編成コース第3期開講!)のご案内

大阪1期(2)【ダイバーシティ・コンサルタント養成講座】(大阪校特別編成コース第3期開講)のご案内 人手不足、働き方改革、生産性向上と、人材の採用・育成・定着をめぐる組織の課題は深刻です。
昨年スタートし好評をえている本講座、今回は第3期のご案内です。
スライド1 「組織の多様性が解決のカギ」とダイバーシティ経営の推進に取組む、一般社団法人)日本ダイバーシティ・マネジメント推進機構(JDIO:理事長は、元中小企業庁長官の関 收氏)の主催で、「大阪でも本気でダイバーシティ経営に取組む企業、コンサルタントを増やしたい」との思いから、大阪校第1期、第2期の修了生も講師・スタッフとして参加いたします。
スライド2 通常、5日間(30時間)コースの講座を、3日間のリアル講座と通信講座2ステップの組合せで、受講しやすく設定されています。また、3日間のうち、出席できない日程がある方にも1年間は他のコースへの振替可能となっています。リアル講座は、土日開催ですので、平日は仕事が‥という方も参加しやすくなっています。

●自社の組織運営に活かしたいとお考えの経営者、管理者の方
●クライアント企業への提供をお考えの士業・コンサルタントの方(中小企業診断士や社会保険労務士の方に特にお勧め)
この機会に、当講座を受講し、ダイバーシティ・マネジメントを推進する、人材・組織改革のプロとして活躍されませんか。
ご興味、関心のある方は、お気軽に オフィスKITS:北口(kits@kits-21.com)宛て、お問合せください。

大阪1期(3)★なお、ダイバーシティ・コンサルタント養成講座( 大阪校カリキュラム)の開催日程は、下記のとおりとなっています。
事例研究やワークショップを含む詳細カリキュラムについては、お気軽にお問合せください。
日程:リアル講座:3月30日(土)31日(日)・4月6日(土)、通信ステップ修了4月27日(土)
時間:リアル講座  各日とも 10:00〜17:00(昼休み1時間含む)
会場:アットビジネスセンター大阪梅田 
  (大阪市北区曾根崎新地2丁目2−16 西梅田MIDビル)
募集人数:10名
受講料:150,000円(税別) 受講できない講座については次回以降の講座で無料振替受講ができます。

黒一色

少し日が経ってしまいましたが、お正月には「下町ロケット特別編」(http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/story/story12.html)をしっかり楽しみました。
原作は読んでいないけど、佃社長に負けない技術者を目指す佃家の娘の利菜さんや、ベンチャー企業を仲間と立ち上げ、その後佃製作所の一員となる島津 裕さんなど、エンジニアのリケジョ役を登場させていたのも、私には楽しみのひとつでした。

ところが、クライマックスに差し掛かろうとする、下請け事業者が集められた説明会の会場を見て、あぜんとしました。
なぜって、会場に出席している事業者が、(少なくとも画面に映る範囲では)全員男性だったからです。その数、数十人はいたと思います。ストーリーは納得できるのですが、このキャスティングは不自然すぎました。実際の企業でも、私の知る範囲の製造業に限ってみても、女性経営者や幹部はしっかりと頑張っておられます。
前段のリケジョを強調しているだけに、何かしら意図的なものさえ感じてしまいました。

きっと、このドラマをこんな見方している人は、あまりいないだろうなと思いつつ、記憶を残すためにブログに書いておくことにします。

うれしい年賀状

明けましておめでとうございます。
皆さんは、どんなお正月を過ごされたのでしょうか?
年賀状
 年末年始は帰省した二男一家や普段会わない甥っ子たちと、家族・孫中心の生活に浸っておりました。今日から、ぼちぼち仕事モード、本格的には週明け7日からの営業となります。
そんな中、今年もたくさんの年賀状をいただき、ありがとうございます。
中小企業診断士として、様々な経営支援の中で、創業支援、特にピザの会(http://www.w-pizza.com/)のビジネスプランコンテストを通じての支援を始めて、十数年になりますが、今年いただいた年賀状の中でとくに嬉しかったのが、コンテスト受賞以降、頑張って事業を続け発展させている女性起業家たちの年賀状です。
「今年はイベントや新商品の開発にも取り組みます」「先生との出会いで色々好転してまいりました」「創業6周年を迎えることができました」「今年は法人化します」します…etc.
ほとんどは、支援者ではなくご本人の力なのですが、今年もそのきっかけとなる「気づき」や「状況・課題の整理」にどしどし遠慮なく使っていただければ、いいのかなと思っています。

ワイン
 もう一枚の写真は、大阪府よろず支援拠点(https://www.yorozu-osaka.jp/)でご支援している女性のお店から購入した迎春用ワインのパッケージ。中身はすでに大半が消費済みです^−^;

年末に届いた人間ドックの結果に引きずられ、少し憂鬱な日がありましたが、これもこれからの人生へのメッセージと捉えなおし、何とか前向きに新年を迎えております。
(決して深刻な結果ではないので、ご心配無用です)
若い時のように無理は利きませんが、これからの時代のこの世代の働き方、人生を考える年にしたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ダイバーシティ・コンサルタント養成講座(大阪校特別編成コース第2期開講のご案内!

【ダイバーシティ・コンサルタント養成講座】(大阪校特別編成コース第2期開講!)のご案内

スライド1 人手不足、働き方改革、生産性向上と、人材の採用・育成・定着をめぐる組織の課題は深刻です。
そこで、前回3月に開講し、ご好評いただいた大阪校特別編成コース(第1期)に続いて、同じコースの第2期開催を企画いたしました。

スライド2 この講座は、「組織の多様性が解決のカギ」とダイバーシティ経営の推進に取組む、(一般社団法人)日本ダイバーシティ・マネジメント推進機構(JDIO:理事長は、元中小企業庁長官の関 收氏)が主催いたします。
「大阪でも本気でダイバーシティ経営に取組む企業、コンサルタントを増やしたい」という思いで、5日間(30時間)コースの講座を、3日間のリアル講座と通信講座2ステップの組合せで、受講しやすく設定されています。また、3日間のうち、出席できない日程がある方にも1年間は他のコースへの振替可能となっています。

●自社の経営戦略として、あるいは組織運営に活かしたいとお考えの経営者、管理者の方
●クライアント企業への提供をお考えの士業・コンサルタントの方(中小企業診断士や社会保険労務士の方に特にお勧め)

この機会に、当講座を受講し、ダイバーシティ・マネジメントを推進する、人材・組織改革のプロとして活躍されませんか。

ご興味、関心のある方は、お気軽に オフィスKITS:北口(kits@kits-21.com)宛て、お問合せください。

★なお、開催日程は、下記のとおりとなっています。
事例研究やワークショップを含む詳細カリキュラムについては、お気軽にお問合せください。

日程:リアル講座:9月22日(土)・23日(日)・29日(土)、通信ステップ修了10月21日(日)
時間:リアル講座  各日とも 10:00〜17:00(昼休み1時間含む)
会場:アットビジネスセンター大阪梅田 
  (大阪市北区曾根崎新地2丁目2−16 西梅田MIDビル)
募集人数:10名
受講料:150,000円(税別) 受講できない講座については次回以降の講座で無料振替受講ができます。

「遅咲き管理職 50代の挑戦」

今朝の日経新聞女性面(?)の記事、「遅咲き管理職50代の挑戦」を読んで、「そうそうそうなんよ」と納得することが多かったので、ちょっとご紹介をと、2年以上お休みしていたブロブを久しぶりに書いてみました^ー^;
遅咲き管理職 50代の挑戦

ちょうどバブル期前後に入社して、男女雇用機会均等法が施行された時期でもあるのに、決して均等な人材育成や処遇を受けて来た訳ではないが、それぞれの場所で力を発揮してきた女性たちが、男性よりも遅れて50代で管理職に登用され活躍しているというもの。結婚・育児を経た人もいれば、そうでない人もいると思うが、男性が役職定年とかでそろそろサラリーマンのアガリを意識し始めるのに比べて、新たな責任・権限を得て活き活きとされているらしい。

そう言えば、私がサラリーマンを退職したのは、もう随分前になるが、同期の男性が昇級したのに女性が(という理由だとは決して言われなかったが)昇級しなかったことで、会社での将来に見切りをつけた30歳のときだった。たかだか3ヶ月半の産休が原因とも思えなかったし、他の同期女性も同じだったから‥。

けど、今になって思うのは、何も同期を意識して競うことはなかったんだ。その代わりに、家族・子どもを得て育児という貴重な経験もできたし、それがその後に仕事にも生きてくるんだから。
いま、育児との両立に悩んでいる年代の女性たち、キャリアアップを模索している女性たちに、ぜひ伝えたい。

人生100年時代とか政府も言っているが、キャリアは、決してスピード競争ではない、キャリアチェンジや、時にペースダウンも含めて、自分らしいキャリア、働き方を見つければいいのだ。そして、それが可能なしくみを作るのが、経営者、マネジメント層、ひょっとして政治家の役割なんだと思う。

私自身、子どもが成人して夫を亡くして、いまが、一番仕事に使える時間が多くなっている。昔の同級生の中には定年後で悠々としている人もいるが、育児などにかかった時間をいま取り戻している感もある。(まあ、体力的に働き過ぎは禁物ですが‥)

女性も男性も、自分らしい人生を選びつつ、世の中に貢献できることが、やっぱり一番だな。もちろん、その裏返しで、他者の人生を等しく尊重することも必要だ。

それが、ダイバーシティの原点だよね。

どんな国になりたいのか、どんな国を目指すのか?

一国の政治を、企業の経営に例えて考えることが、適切かどうかは自信がないが、19日深夜の参議院本会議の中継を見ていて、中小企業診断士としての自分が感じたことをメモしておこうと思う。

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社長(安倍首相)は、自社を「再び世界の中心で輝く国」にするため、そして「積極的平和主義」の名の下、他国(競合企業)に対する抑止力(競争力)を高めるため、最大手の得意先(米国)との取引関係を強化することを、トップダウンでかなり強硬に決定しました。
このことについて、個人的には次のような疑問と問題点を感じています。

1.目指す姿が明確になっていない・社員(国民)と共有できていない

 わが社長は、「再び世界の中心で輝く国」をビジョンとして示していますが、何を強みにどう輝くのか、目指す方向がイマイチ明確ではありません。わざと曖昧にしているのかも知れませんが。経済、軍事力、文化、スポーツ、国際貢献…輝き方は多様ですが、いずれにしてもトップがビジョンを明確にし、社員(国民)が理解し共有する必要があります。これは、一番大事なことです。
 (経済力の復活、軍事力・抑止力の強化以外に、ビジョンがハッキリしていないように感じられます。具体策から類推すると、経済大国、軍事大国を目指すのかと社員は思ってしまいます。)

 ※ちょっと脱線しますが、2020年オリンピックに関して起きている種々の問題も、目指す姿が明確になっていないことが原因なのではと思います。

2.外部環境の分析が一面的
 近隣国の脅威に気をとられるあまり、国際情勢をもっと大きな(地理的・歴史的)視点で俯瞰して自国の立ち位置を捉えることが十分ではないように感じます。最大手取引先との関係を強化することや、近隣の競合に負けないことが中心になりすぎていますが、もっと大きな視野で、大手取引先を分析したり、地球規模の市場ニーズを分析したりということが必要な気がします。変化のスピードの認識も不足かも。

 ※これまた脱線ですが、女性の活躍推進が諸外国に比べて遅れているのも同様の原因かと思います。

3.自社の強みの認識
 自社の最大の強み(平和憲法)についての認識が十分ではないように思います。実は、この強みは自社固有のものではないのだと言いたげですが、外部から見ると脅威にも感じられる自社の強みに(当たり前過ぎて)社内では意外と気づいていないことが多いものです。また、人材(国民)についても、外部評価の方が高いかも知れません。

4.戦略のもたらす影響
 このような状況で戦略(今回の法案)を策定する企業は、通常、決していい企業、成長が期待できる企業とはいい難いと感じます。いったいどんな影響をもたらすでしょうか。

 ー勸のモチベーションが上がらない(維持できない)
    多くの世論調査(社員アンケート)に現れています。もちろん、社長派の社員も居るわけですが、社長の方針に疑問をもっている社員が相当数います。社員満足のない会社が伸びないのと同様、結果として、社員の力が十分発揮できず、本来の強み(人材)さえ失いかねません。
  
 ⊆莪先、競合企業など外部からの厳しい評価
    何でも言うことをきく「便利な下請け先のような存在」として一定評価されるが、自らの意思で顧客開拓する力が育たず、アジア諸国のリーダーとして、さらには世界の中心で輝く国として評価されることは難しいと思います。
    何より、意思決定の方法や、戦略の方向性において、経営理念(憲法)を守ることに忠実でない国(企業)の企業体質について、社会の評価は厳しくなると思います。


5.社員として取り組むべきこと

  そうは言っても、簡単にこの会社を辞める訳にはいかないのが大半の社員の宿命です。
  しかし、今回の件が、国会(幹部会議?)の惨状も含めて、これまで自社のビジョンや戦略に無関心だった社員層が、考えるきっかけになったのであれば、これは大きな収穫です。
  単に、「給料上げろ」的な要求ばかりではなく、取引先、競合相手の変化を自らもしっかり見つめながら、自社のビジョンを仲間と語り考え、どんな会社を目指すのか、どんな会社でありたいのか、トップダウンの戦略に時にNOが言える(社員は株主でもあるので)よう、ボトムアップの社内活動を継続することが、自分自身の為すべきことだと再認識しました。

子宝率の高い企業とこれからの働き方

日経ビジネス3/9号の特集記事を興味深く読んだ。

ここでは、少子化問題の議論によく使われる「合計特殊出生率」(ひとりの女性が生涯に出産する子どもの数の平均値)に代わって、「企業子宝率」(従業員が企業に在籍中に持つことが見込まれる子どもの数)で、企業の働きやすさ、子育てとの両立のしやすさを論じている。子宝率の算出は、女性だけでなく男性従業員も対象になることから、少子化の問題を男女合わせて社会全体で見ようという意味合いもある。

ちょっと荒っぽくポイントをあげると、
・企業の規模が大きいほど子宝率が低くなっている
・育休などの制度が整っているとされるWLB先進企業ても(大企業に多いが)子宝率は上がらない
・東京本社の企業よりも、地方にある企業の方が子宝率が高い
・業種別では、「医療・福祉・介護」業界と「建設業」で他の業種より子宝率が高い


考察としては、
・長時間勤務で通勤時間も長く、家事や子育てにほとんど関わらない男性の働き方がベースとなっている企業では、いくら育休などの制度を整備しても、従業員は子どもを産み育てにくいということ。

・職住の距離が近く、助けてくれる家族・知人が近隣にいる環境で、夫が早く帰れて夕食をともにできる環境、女性が働き続ける必要があり実情に応じて柔軟に対応できる環境の方が子育てしやすいこと。

が挙げられている。

そして、戦後高度成長期に構築された日本的働き方という今や「負の遺産」から脱却しないと、制度整備だけでは今後も改善は望めないだろうと結論づけられている。

私が、様々な仕事を通じて出会う企業やそこで働く従業員の方々の実態とも感覚的にはかなり一致する。

「育児に非協力的な家庭は第2子を作らなくなる」とも言われている。
非協力的というのは、意思の問題もあるが、現実的時間的に不可能という意味もある。


確かに「亭主元気で留守がいい」と女性から言われてきたことも事実だが、その女性自身も仕事を持つ身となれば、状況は変わるだろう。

奇しくも、今日の日経新聞の一面には、短時間勤務(かつ正社員)で人材を確保しないと回らなくなっている企業の状況が報じられている。


自分の経験で言っても、仕事は面白いしやりがいもある。収入も得られる。しかし、子育ても、多くの感動と喜びと幸せと生きがいを人生に与えてくれる。片方のために、もう一方をあきらめたり犠牲にするのは、女性だけでなく男性もあまりにももったいない。

企業の経営者は、どうか子宝率が高くなる会社を目指していただきたいと、いや、私も自分の仕事として経営者の方と一緒に考えたいと、切に思う。
プロフィール

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企業の経営とIT・人材育成・キャリア開発について、中小企業の経営者や起業家の皆さまを全力で支援する、不安を安心に変えるあなたのビジネスパートナー

オフィスKITS 代表 北口祐規子(中小企業診断士・ITコーディネータ)です。

皆さんのお便りお待ちしています。

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